米アリゾナ州の金融規制当局は、仮想通貨の利子付き口座について、投資家に警告を発した。
当局は、一部の企業が既定のリターンの支払いを保証する能力を誇張して伝えている可能性があるとしている。
州規制当局が仮想通貨利子付き口座について注意喚起
米アリゾナ州の自治体員会は今週、利子付き仮想通貨口座を提供するデジタル資産金融サービス会社について注意を促した。
警告の対象となっているのは、いわゆる「仮想通貨レンディング」だ。利用者は保有している仮想通貨を取引所に貸し出し、その代わりに利子に相当する仮想通貨を得られるという仕組みになっている。
最近のセルシウス・ネットワークやボイジャー・デジタルの破産申請に代表される仮想通貨市場の低迷により、一部の企業では口座保有者の出金や口座間振替を禁止している。
当局は一部の仮想通貨レンディング企業が顧客に対し、起こりうるリスクを適切に開示していない可能性があると警告し、投資家に注意を呼び掛けた。
相次ぐ出金停止、破産保護申請 仮想通貨レンディングのリスク
仮想通貨レンディング大手のセルシアスとボイジャーは、今月に破産保護を申請している。
連鎖的に起こったスリー・アローズ・キャピタルの破綻や仮想通貨レンディング大手の出金停止騒動・破産保護申請は業界に大きな影響を及ぼしており、「仮想通貨の冬」が長期化する原因になっている。
仮想通貨業界の健全化のためには、当局の規制整備と投資家個人の警戒・選別という「上下からのアプローチ」が必要になってくるだろう。
\無料アプリを使って/