インドの財務大臣はG20諸国に対し、仮想通貨を「情報の相互交換AEOI(Automatic Exchange of Information)」の枠組みの中に取り込むように要請した。
この枠組みでは、100カ国以上が共通の報告基準を導入している。
G20は仮想通貨を情報交換の枠組みの中に入れるよう求める
インドのNirmala Sitharaman財務大臣は金曜日、インドネシアのバリ島で開催された「税と開発に関するG20閣僚級シンポジウム」で、仮想通貨について言及した。
「金融口座に関する情報の相互交換でかなりの進展があった。我々の調査では、脱税者が会計処理されていない資産を隠すために、多くの企業の多層化がしばしば行われていることが明らかになっている。」
Sitharaman氏は、「情報交換の国際的枠組みは、様々な国・地域に金融口座情報を提供するが、脱税者は賢く、非金融資産への投資を通じて、計上されていない資産を移動する手段を模索している。」と付け加えた。
この分野がG20の行動ポイントであることを強調し、財務相は次のように詳述した。
「仮想通貨資産に関する報告の枠組みの開発が進行中である一方で、私はG20に、不動資産のようなCRSの下でカバーされるものを超えて、他の非金融資産に関しても情報交換の検討を要請する。」
100カ国以上がCRSにコミットしている
共通報告基準(CRS)は、AEOI(国際的な脱税を減らすことを目的とした情報交換制度)のための基準である。
G20の要請を受けて制定され、2014年7月に経済協力開発機構(OECD)理事会で承認された。
CRSは、各国・地域の金融機関から情報を取得し、その情報を他の国・地域と年単位で自動的に交換するよう求めていると、OECDは説明している。
「100カ国以上が共通報告基準のもとで金融口座情報を交換することを約束している。」とインド財務相は語る。
しかし、この枠組みのもとでまだ情報交換を開始していない国もあると指摘した。
Sitharaman財務大臣は、「このような国々を取り込まなければならない。そこにG20の一つの課題がある」と強調した。
「G20が触媒の役割を果たし、これらの国・地域が情報交換の枠組みに参加するよう促すことが必要だ。」
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