Hyperion DeFi, Inc.は7月15日、Skew Technologies, Inc.とHYPE Asset Use Service(HAUS)契約を締結し、500,000 HYPEをHyperliquidのHIP-3パーミッションレス無期限先物市場の立ち上げ支援に投入すると発表しました。
契約は同日付で発効し、Skewや適格パートナーがHyperliquid上でカスタム市場を開設するための体制を整えます。Hyperion DeFiは対価として、Skewへの株式参加に加え、上場サービス収益の一部を受け取ります。暗号資産(仮想通貨)を保有する企業が、自社のトレジャリー資産を機関向け市場インフラの拡大に振り向ける事例として位置付けられます。
今回のHAUS契約では、ステーキングされたHYPEが経済的な裏付けとして活用されます。Skew側はこの枠組みを通じて、Hyperliquid上で新たな無期限先物市場を提供するための基盤を確保します。
Hyperion DeFiが受け取る収益は、Skewの全上場サービス収益の一部です。対象には固定報酬部分とスケーリング報酬部分の両方が含まれ、取引高に連動するモデルだけに依存しない設計となっています。加えて、Hyperion DeFiはSkewの株式にも参加します。投入したHYPEを単純に保有し続けるのではなく、インフラ提供と収益分配を組み合わせた活用に踏み込んだ形です。
HIP-3無期限先物の立ち上げ支援と将来のHIP-4展開
Hyperion DeFiの最高経営責任者であるHyunsu Jung氏は、HIP-3の機会を検討する中で、Hyperliquidのインフラを使って新しい市場を立ち上げ、配信したいという需要が世界各地のチームから継続して寄せられていたと説明しました。そのうえで、今回の提携は機関顧客向けに最適化した幅広い製品とサービスを整備する同社の計画を補完するものだと述べました。
Skew創業者のDavid Gil氏は、Hyperion DeFiの支援によってインフラと長期的な利害共有を得られるとし、新たな市場カテゴリーへの対応とHyperliquid上の製品展開の拡大を進める考えを示しました。単発の資金供給ではなく、事業の成長に応じて両社の利益が連動する構図を採った点が特徴です。
Skewの初期ロードマップはHIP-3無期限先物に重点を置きます。将来的には、HIP-4の成熟に合わせてアウトカム連動型市場へ広げる計画です。これにより、まずは無期限先物の上場支援を入口にしながら、取り扱う市場の種類を段階的に増やす構えが鮮明になりました。
収益配分率や株式参加比率、契約期間、500,000 HYPEのロック条件、Skewが最初に手掛ける具体的な市場銘柄や開始日は公表されていません。発表では、Hyperliquid上でカスタム市場を立ち上げるための施設を整え、Skewと適格パートナーによる上場サービスを支える枠組みが示されました。
参考元:Stocktitan
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