エイダコイン価格は過去1年間で2,600%以上UP

エイダコインは2月27日に約1.55ドル(約165円)を記録し史上最高値を更新。
1年前と比較すると、2,600%以上上昇している計算になる。

(参考:TradingView ADAUSDチャート 1日足)

トランザクション量でも一時イーサリアムを超え、現在の時価総額では全仮想通貨の中で3位に位置している。

(参考:TradingView)

そもそもエイダコインとはどのような通貨なのだろうか。

「30億人の財布」を目指す通貨

エイダコインは、天才数学者との異名を持つ元イーサリアムCEOのチャールズ・ホスキンソン氏らによって開発された通貨で、カルダノ(Cardano)というプラットフォーム上で使用されている

元々はオンラインカジノなどで使用されていたが、現在は「30億人の財布」という目標を掲げて法定通貨の代わりを目指している

そして現在エイダコインに人気がある理由は2つ考えられる。

「Mary」の実施予定と「Goguen」への移行

1つ目は、大型アップデート「Mary」のメインネット実施予定だ。
「Mary」は2月初頭、テストネットで独自トークンの発行機能を追加するハードフォークを完了しており、メインネットには日本時間の3月2日午前6時44分に実施されるようだ。

2つ目はエイダコインのロードマップが5段階中3段階目の「Goguen」まで進んでいることだ。
エイダコインには開発状況を知らせるロードマップというものが存在しており、エイダコインの機能が更新されるとロードマップが進む仕組みとなっている。
ロードマップには以下の5段階が存在し、現在はその3段階目である「Goguen」まで進んでいる。

  1. Byron(基礎)
  2. Shelley(分散化)
  3. Goguen(スマートコントラクト)←現在
  4. Basho(スケーリング)
  5. Voltaire(ガバナンス)

要するに、エイダコインは大型アップデート直前であることやまだ開発段階にあり今後更なる機能の追加が予想されていることが、期待を高め人気を呼んでいると思われる。
エイダコインの今後に注目だ。

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この記事は、Bitcoinistの「CARDANO REACHES ALL-TIME HIGH, AHEAD OF ETHEREUM IN TRANSACTION VOLUME」を参考にして作成されています。