ビットコインにおいて2016年にハッキングを行ったハッカーがビットコインが半減期を迎えてから自身のBTC(ビットコイン)を売却し始めているということが報告されている。

また、ビットコイン市場で470億円相当の取引が確認されたことから半減期が過ぎてクジラが動き始めたのではないかと推測されている。

ビットコインに怪しい影

2016年の夏に大手暗号資産(仮想通貨)にはBitfinexから120,000BTC(当時の価格では77億円相当)をハッキングにより強奪したハッカーが半減期を迎えてからビットコインを移動しているとこが報告された。

暗号資産(仮想通貨)のクジラと呼ばれる大量保有者の監視をしているTwitterアカウントWhale Alertは4年前の2016年6月7日にハッキングによって盗まれた120,000BTCの隠し場所を発見しているが、今回はそのアカウントからビットコインの移動があったことを報告している。

今回送金されたビットコインはそのうち28.4BTC(約2,800万円)だけである。

しかし、今回売却したビットコインは2016年の時点で1BTCあたり575ドル(約6万円)相当であった。

そのため今回の売却では当時の価格から400倍以上高騰してから売却が行われたことになる。

現在のビットコイン価格に換算すると120,000BTCは1,200億円相当である。

また、半減期が過ぎてから徐々にビットコインクジラの動きも活発になり始めている。

Blockchain.comによると、5月21日にビットコイン市場において46,835BTC(約470億円)相当の取引が確認されている。

(参考:Blockchain.com)

このようにビットコインが半減期を迎えてから徐々にビットコインに大きな影が現れ始めている。

半減期を無事に迎えたビットコインだが、暗い影も現れ始めていることに注意して観察していきたい。

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