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政府が暗号資産(仮想通貨)版トルコリラの発行を検討中|不況にあえぐ経済の起爆剤となるか

2019年11月6日 12:20  11月6日 12:21  【編集長】合原和也

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トルコの中央銀行は2020年までに現地通貨リラのデジタル版を発行する試験を行うと発表した。

トルコリラの利便性を高めて経済を活発化させたい狙いがあると見られる。

仮想通貨版リラはトルコ経済を活発化できるか

トルコは中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)を2020年末までにテストする予定と官報で発表していることが、報じられた

発行の目的は金融の低コスト化新たな投資商品の提供首都イスタンブールの国際金融センター化の3つとしている。

トルコ政府はデジタル通貨発行によって利便性を高め、不況にあえぐ経済を活発化させたいとの狙いがあると見られる。

これまで2ケタ台の高いインフレ率を誇ってきたが、世界経済の不透明感から現在は鈍化傾向に転じつつある。

 

また、リラは、高金利通貨として長期の外貨投資人気が高かったが、相次ぐ利下げにより人気は低迷。

さらに国際収支の悪化などから債務不履行(デフォルト)のリスクが高まっているとして、信用格付け会社から投資不適格の評価を受けていることもマイナスに作用している。

2019年11月現在、フィッチ社はトルコリラの格付けをBB-、ムーディーズ社はB1、S&P社はB+としており、資金流入の増加は見通せない。

対米関係悪化の恐れからリラ安が進むなか、国民は不安感を募らせており、ビットコインに資産を逃避させる動きも活発化している

デジタル通貨はこのような現状を打破する材料となるか、注目が集まる。

 

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