「仮想通貨で借金することってあるの?」
そう疑問に思ってはいませんか?
確かに暗号資産(仮想通貨)は儲かると言われている一方、借金を負うリスクもあるとよく耳にしますよね。
そこで今回はコインパートナーが、暗号資産(仮想通貨)で借金をする要因やその対処法、さらに実際に損失を出してしまった人たちの声もご紹介していきます!
これを読めば、借金をするリスクを最小限に抑えながら暗号資産(仮想通貨)投資をすることができますよ!
読むのがめんどくさい!という方はこちらのYoutube動画を参考にしてみてください!
暗号資産(仮想通貨)投資ではやり方を間違えると借金をしてしまう可能性があります。
暗号資産(仮想通貨)は価格の変動が非常に激しいのが特徴で、儲けられる可能性が高い反面、多額の損失をしてしまう可能性も十分にあります。
しかし、借金をしてしまう具体的な要因や対処法を理解していれば、借金のリスクを大幅に減らすことは可能です!
まずは借金をしてしまう要因から一つずつ見ていきましょう。
借金をしてしまう6つの要因
レバレッジ取引とは、自分の持っている資金の数倍〜数百倍までの資金を使って取引をする方法のことです。
簡単に言うと、取引所に一定の資金を預けておいて、それ以上の資金を取引所から借りて取引するようなイメージです。
少ない元手で大きな金額を取引するため、儲けやすい一方で手持ちの資金以上の損失が出てしまうことも珍しくありません。
暗号資産(仮想通貨)投資で借金をする要因としては、このレバレッジ取引が一番多いと言われています。
レバレッジ取引の詳しい解説はこちら!
取引所から資産が流出してしまう原因でもっとも多いのは、やはりネット攻撃によるものでしょう。
インターネットに繋がっているホットウォレットという暗号資産(仮想通貨)の保管場所が狙われるケースがほとんどでした。
そこで日本政府は、インターネットに接続しておらず安全性の高いコールドウォレットでの管理を取引所に義務化しました。
しかし暗号資産(仮想通貨)はネット上で取引をするため、全ての暗号資産(仮想通貨)をコールドウォレットで管理するわけにもいかないのです。
そのため、取引に使用する最低限の暗号資産(仮想通貨)は今でもホットウォレットで管理されているため、資産流出の危険性が全くないわけではありません。
コールドウォレットについて詳しく知りたい方はこちら!
暗号資産(仮想通貨)そのものの価値がなくなってしまうことは十分にありえます。
ビットコイン以外の通貨はアルトコインと呼ばれ、現在2000種類以上も存在しています。
「仮想通貨ってそんなにあるの!?」と思われる方も多いでしょう。
しかし、その多くは無名で価値が非常に低く、時には無価値になってしまうコインもたくさんあります。
購入前に、そのコインが作られた目的などを十分に分析して将来性のあるコインを見分けることが大切です。
また、ビットコインやイーサリアムといった有名どころのコインは、すぐに無価値になってしまう可能性はかなり低いので、初心者の方は王道なコインから購入してみるといいでしょう。
国内取引所のCoincheckでは有名どころの暗号資産(仮想通貨)を14種類も取引できるので、初心者の方にはCoincheckがかなりオススメです!
取り扱い通貨数日本一!
Coincheckの評判を知りたい方はこちら!
アルトコインについてもっと知りたい方はこちら!
ICOとは、暗号資産(仮想通貨)を使って企業が自分たちの行うプロジェクトのための資金を集める活動のことです。
企業は自社独自の暗号資産(仮想通貨)(トークン)を発行し、それを私たちが購入することで企業にお金が入っていく仕組みになっています。
私たちは基本的に、そのプロジェクトの将来性や企業の信頼性から、トークンの価値がいずれ上がるだろうと予想して購入をします。
しかし、プロジェクトの破たんや企業の倒産などが起これば、購入したトークンは価値を失い、私たちの手元に残るのは損失のみとなってしまうのです。
また、トークンは誰にでも発行できるため、架空のプロジェクトによって資金を調達する詐欺コインが大量に存在にしています。
これにより、多くの国がICOに対する厳しい規制を行なっているほどなので、ICOに投資する際は十分に情報収集をし、リスクを踏まえた上で投資する必要があります。
ICOのさらに詳しい解説はこちら!
意外と知らない方が多いですが、暗号資産(仮想通貨)投資で得た利益には税金がかかります。
具体的には、20万円以上の利益(扶養に入っている場合は33万円以上)が発生した場合、確定申告をして国に税金を納めなければなりません。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超え 4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
確定申告は1月1日〜12月31日までの利益分の税金を、翌年の2〜3月に申告します。
暗号資産(仮想通貨)トレーダーが税金を払えなくなる理由で一番多いのは、
一年の利益分から発生した税金を支払う前に取引で大損してしまい、税金が払えず借金をしてしまうケースでしょう。
例えば、暗号資産(仮想通貨)投資によって一年間で5,000万円の利益が出たとします。
その場合にかかる税金は
5,000万円×0.45−4,796,000円=17,704,000円
となります。
しかしこれは、支払う税金の金額が決まっただけであり、実際に支払うまでにはまだ数ヶ月あります。
そして、その数ヶ月の間に暗号資産(仮想通貨)投資で損失を出してしまい、税金が払えず借金してしまう可能性があるというわけです。
暗号資産(仮想通貨)投資を始める前に、税金の仕組みや計算方法などをしっかりと理解しておいた方が良いでしょう。
暗号資産(仮想通貨)の税金の詳しい解説はこちら!
「儲けられれば結果オーライだから、最初だけお金を借りよう!」
なんて考えてはいませんか....?
投資資金を他者から借りてまで暗号資産(仮想通貨)投資をするのは正直オススメできません!
暗号資産(仮想通貨)は確かに、株や為替取引といった資産運用によく使われる方法よりも儲けやすいと言えるかもしれません。
それは暗号資産(仮想通貨)の価格変動が非常に激しいためです。
しかしこれは、手持ちの資金が一気に無くなってしまう可能性さえあることを意味しています。
ですから、投資にはあくまで「無くなってもいいお金」を使うのがいいでしょう。
ビットコイン
— ジョニー岩楯 (@Iwadate244) October 9, 2019
強制ロスカット喰らいました
-100,000円
人生終了しました
お疲れ様でした… pic.twitter.com/dNgT6t9gzY
これは芸人のジョニー岩楯さんのツイートです。
ビットコイン投資で10万円の損失をしてしまったそうです。
暗号資産(仮想通貨)で数十万円の損失をしてしまうことは珍しくないので、決して人ごとではありませんね。
気付いたら損失増えてる。今年も200万トンでったよ。どっから出てきたんだよ、そのお金。#ガチれよ ←これ見て精神安定させます? pic.twitter.com/u6bMjd0XHf
— BTC-LABO@bitflyerで1000万損失で界隈ウォッチャー (@btc_labo) September 6, 2019
200万円もの損失を出してしまった方もいるようです。
実際に自分が200万円失ってしまったらと考えるとゾッとしますね....。
取引する金額が大きくなるほど損失額も大きくなる可能性が高まるので、慎重に取引することが必要です。
【報告】
— SINPY FX (@sgoroku) January 16, 2018
ビットコインFXで日次マイナス1600万円喰らいました?
172万で30枚ロング、125万で強制ロスカット。
証拠金はマイナス450万円に。
3日以内に支払えとのことです。
証拠金50%切ったら自動で切ってくれるんちゃうの...。CBからの追証は辛すぎる pic.twitter.com/rXiWeqHA75
こちらの方はなんと1600万円の損失を出してしまったようです。
1600万円ですよ....ただただ恐ろしいです。
暗号資産(仮想通貨)は上手くいけば一発逆転の可能性がありますが、多額の損失を出してしまう可能性も十分にあります。
決して人ごとではなく、暗号資産(仮想通貨)投資はこうしたリスクと隣り合わせだということを理解しておく必要があります。
借金しないための7つの対処法
暗号資産(仮想通貨)取引は大きく分けて「現物取引」と「レバレッジ取引」があります。
レバレッジ取引が自分の持っている資金以上の額を扱える方法なのに対して、現物取引は自分の入金してある資金の範囲内で取引する方法です。
要するに、財布の中に1,000円しか入れてなければ1,000円以上の買い物はできないのと同じことです。(当たり前のことですね。)
そのため、現物取引では取引所に入金した金額以上の損失をすることはないので、借金をすることも基本的にはないというわけです。
初心者の方は特に、最初から一気に儲けようとしてレバレッジ取引をしがちですが、初めの数ヶ月間は現物取引でコツコツ稼いでいくのがいいでしょう。
コインパートナーでは無料で暗号資産(仮想通貨)投資について学べるサロンを運営しています。
サロンでは、弊社CEOのリアルタイム相場の実況や、4,000人以上いるサロン生との意見交換などができるのでぜひ参加してみてください!
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現物取引に慣れてきたら、レバレッジ取引にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
レバレッジ取引をする際は、証拠金の維持率を高く保つことを意識してみてください。
もしも証拠金の維持率が低い場合、小さな含み損が発生しただけも取引所によって強制的に取引を終了(ロスカット)させられる可能性があります。
証拠金維持率を高く保つことで、すぐにロスカットされることを防ぎ、借金のリスクも軽減することができますよ。
レバレッジ取引をするならば、損切りのための逆指値注文も忘れないようにしましょう。
逆指値注文とは、
「〇〇円まで価格が下がったら売る!」
「△△円まで価格が上がったら買う!」
という注文方法のことです。
逆指値注文をあらかじめ設定しておくことで、損失が予想以上に膨らんでしまうといった事態を防ぐことができます。
レバレッジ取引では、損失を膨らませないために逆指値注文をすることは必須と言われているくらい重要なのでしっかりと設定するようにしましょう。
指値注文の詳しい解説はこちら!
国内の取引所ではコールドウォレットでの資産管理が義務付けられていますが、通貨をどのくらいの割合で管理しているかは取引所によって異なります。
そのため、コールドウォレットで管理されるユーザーの資産がより多い取引所を選ぶのが良いでしょう。
万が一トラブルがあっても資産が戻ってくる可能性は高いです。
また、金融庁に正式に登録されている取引所は非常に信頼性が高いところばかりなので参考にしてみてください。
借金をしてしまわないためには、その年に発生した利益から、あらかじめ必要になる税金を計算しておくことが重要です。
税金の支払いに必要な費用を投資には使わずに大切に保管しておけば、借金の心配なんていらないですよね。
「めっちゃお金増えたから、この勢いでもっと稼ぎたい!」という誘惑に負けずに、税金分の費用は絶対に手元に残しておくようにしましょう。
暗号資産(仮想通貨)投資に限らずあらゆる投資では、自分の中で決めたルールを守れないと利益をあげることはできないと考えているトレーダーが多いです。
「〇〇円まで上がったら利益を確定する!」
「△△円まで下がったら絶対に損切りする!」
といったルールを自分で決めて絶対に守り通すことが、損失を減らすことに繋がります。
コインパートナーサロンでは凄腕トレーダーから投資知識を学ぶことができるので、ルールの決め方が分からないという方はぜひ参加してみてください。
暗号資産(仮想通貨)投資に使うお金は、万が一全て無くなっても構わない余剰資金を使うようにしましょう。
わざわざ生活費などの費用から差し引いてまで投資をすることはあまりオススメしません。
あくまで投資は余剰資金で行い「儲かったらラッキー!」くらいの気持ちで始めるのがいいでしょう。
その方が精神的な余裕も生まれて、投資をしているときでも冷静な判断ができるので、結果的に借金のリスク軽減にも繋がっていきますよ。
重要ポイントのおさらい
今回は暗号資産(仮想通貨)で借金をしてしまう要因やその対処法について解説してきました。
事前に借金に対しての対策を行っていれば、リスクを軽減すること可能です!
しかし、対策をしたからといって100%借金をしないとは言い切れませんので、投資は損失してしまうことを覚悟した上でやるようにしましょう。