暗号資産取引所のBitMart(ビットマート)が、サービスの終了を発表しました。
2026年7月26日を皮切りに、新規登録や入金、取引が段階的に停止され、これまで通りBitMartを利用し続けることはできなくなります。口座に資産を預けたままにしていると、いずれ引き出せなくなるおそれもあります。
こうした発表を受けて、BitMartを使ってきた利用者の間では「資産をどこへ移せばいいのか」「どうやって送金すればいいのか」といった不安が広がっています。大切な資産を守るためには、出金の期限が来る前に、早めに移し先を決めて送金を済ませておくことが重要です。
本記事では、BitMart終了の背景と今後のスケジュールを整理したうえで、代わりの移し先として検討したい取引所と、実際の送金・出金の手順を、注意点とあわせてわかりやすく解説します。
資金の移行先は BTCCで安心!
2011年設立、全世界1,200万人以上が利用。金・テスラ株などトークン化資産も取引できる仮想通貨取引所
- ✓ 先物取引は最大レバレッジ500倍
- ✓ 15年間ハッキング被害ゼロ
- ✓ 日本語サポート24時間365日
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BitMartのサービス終了について

BitMartは2026年7月26日、9年間の運営を経て事業を段階的に終了すると発表しました。同社は終了の理由を「運営環境や市場環境、今後の戦略的な方向性」によるものと説明するにとどめ、詳しい背景は明らかにしていません。
発表を受けて、同取引所の独自トークンであるBMXは24時間で約58%下落し、市場にも動揺が広がりました。
終了は段階的に進められます。主なスケジュールは以下のとおりです。
- 2026年7月26日 :新規登録・入金・新規注文の受付を停止
- 2026年8月26日 10:00:現物・デリバティブを含むすべての取引を終了
- 2026年8月26日 14:00:出金申請の推奨期限
- 2027年1月31日:プラットフォームの運営を終了
出金は運営終了まで受け付けるとされていますが、BitMartは2026年8月26日14時までに出金申請を提出するよう推奨しています。この期限を過ぎた申請は通常の出金とは別の「専用の処理手続き」に回され、いつ処理されるかは公表されていません。
BitMart、取引サービスを2026年8月終了へ|2027年1月末に運営停止
また出金にあたっては本人確認や送金先アドレスの審査などが強化されており、通常より時間がかかる場合があります。発表直後は、出金が「処理中」のまま長時間止まる、オンチェーン出金が保留になるといった報告も出ています。想定どおりに進まないことも見込んで、早めに手続きしておくと安心です。
BitMartからどこへ乗り換える?代わりのおすすめ移行先
BitMartが使えなくなると、次に考えるのは「どこへ資産を移すか」です。国内取引所という選択肢もありますが、レバレッジが2倍までに制限されていたり、取扱銘柄が少なかったりするため、これまで海外取引所を使ってきた方には物足りなく感じられるかもしれません。
そこで移し先としておすすめしたいのが、BTCC(ビーティーシーシー)です。2011年から15年にわたって運営を続けている老舗の取引所で、日本語のサイトとサポートも整っています。
BTCCの概要や特徴

| 取引所名 | BTCC(ビーティーシーシー) |
| 運営会社 | BTCC(旧BTC China) |
| 設立日 | 2011年 |
| ユーザー数 | 全世界1,016万人以上 |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| 取引手数料 | 現物取引:メイカー0.20%、テイカー0.30% 先物取引:メイカー0.025%、テイカー0.045% |
| 主な提供サービス | 現物取引 先物取引 トークン化資産取引(株式・コモディティ) コピートレード |
| 入出金手数料 | 仮想通貨入金: 無料 仮想通貨出金: 通貨・ネットワークにより異なる |
| 日本語サポート | 日本語対応あり ・24時間365日のチャットサポート |
BTCCは2011年6月に設立された、暗号資産取引所のなかでも歴史の長い取引所です。2026年第2四半期末の時点で全世界1,200万人以上が利用しており、設立以来ハッキングによる資産流出事故はゼロとされています。
取引面での特徴は、業界最高水準となる最大500倍のレバレッジに対応した先物取引です。さらにゴールドやテスラ株といったトークン化資産も取り扱っているため、USDTを保有したまま伝統的な金融資産へ分散投資することもできます。
日本語のサイトに加えて、チャット・LINE・メールでの日本語サポートが用意されている点も、海外取引所の操作に不慣れな方には心強いポイントでしょう。
BitMartからBTCCへ暗号資産を移行する方法
ここからは、実際にBitgetからBTCCへ暗号資産を送る手順を、3つのステップに分けて解説します。今回はBTC(ビットコイン)を送る場合を例にします。
STEP 1: BTCCの口座を開設する
送金先となるBTCCの口座がまだない場合は、先に用意しておきます。
口座開設は次の2ステップで完了します。
- アカウント登録:BTCC公式サイトで、メールアドレスまたは携帯電話番号とパスワードを登録します。
- 本人確認(KYC):マイナンバーカード・運転免許証・パスポート・在留カードのいずれかを提出します。書類の確認と顔認証の2段階で、審査は通常5分ほどで完了します。
暗号資産の入金にあたっては本人確認を済ませておく必要があるため、口座開設とあわせて完了させておきましょう。
画像付きの詳しい開設手順は、以下の記事で紹介しています。
→ BTCCの口座開設方法を詳しく見る
STEP 2: BTCCで入金アドレスを取得する
最初に、受け取り側のBTCCで入金用のアドレスを用意します。ここで送りたい通貨がBTCCの入金に対応しているかどうかも、あわせて確認できます。
1. BTCCにログインし、「入金」から「暗号資産を入金」を選びます(アプリの場合は、ホーム画面の「入金」または「暗号資産を入金」をタップします)。
2. 入金する暗号資産を選びます。今回は「BTC」を選択します。
3. 入金ネットワークを選びます。
- BTCの場合は「Bitcoin」を選択します(BTCCではBTCの入金はBitcoinネットワークのみに対応しています)
- USDTのように、TRON(TRC20)・Ethereum(ERC20)・BNB Smart Chain(BEP20)・Solanaなど複数のネットワークから選べる通貨もあります。その場合は、Bitget側で選ぶネットワークと必ず一致させてください
4. 画面に表示された入金アドレスをコピーします。XRPのようにタグ(Tag/Memo)が併記される通貨では、アドレスとタグの両方を控えておきましょう。
なお、BTCCで受け取った暗号資産は、まず先物取引口座に着金します。現物取引で使いたい場合は、着金後に「資金振替」でウォレットへ移す操作が必要です。
STEP 3: BitMartから出金手続きを実行する
次に、BitMart側から実際に出金(送金)の手続きを行います。あらかじめ本人確認(KYC)と2段階認証を済ませておきましょう。先物ウォレットに資金がある場合は、先に現物ウォレットへ振り替えておきます。
1. BitMartにログインし、画面右上のメールアドレスにカーソルを合わせて「出金」を選択します(アプリの場合は「アセット」→「出金」)。
2. 送金する暗号資産(今回はBTC)を選び、「Send via Crypto Network(オンチェーン送金)」を選択して、必要情報を入力します
- ウォレットアドレス:STEP 2でBTCCからコピーした入金アドレスを貼り付け
- ネットワーク:STEP 2でBTCC側で選択したのと同じネットワークを選択
- Memo:XRPなど必要な暗号資産のみ、BTCCで表示されたものを入力
- 数量:送金したいBTCの数量を入力(実際に届く額は手数料を差し引いた額。画面に手数料と着金額が表示されます)
すべての情報を入力したら、「出金」をクリックします。
3. 「出金」をクリックすると、以下のセキュリティ認証を求められます。
- Google認証(2FA):認証アプリを使用して取得した6桁の認証コードを入力します
- メール確認コード:登録メールアドレス(設定している場合はSMSも)に届いた認証コードを入力します
すべての認証コードを正しく入力したら送信し、送金を実行します。これでBitMartからBTCCへのBTC送金手続きは完了です。
送金時の重要な注意点
送金を安全に終えるために、次の点は必ず押さえておきましょう。
ネットワークの一致を確認する
送金元のBitMartと送金先のBTCCで、選ぶネットワークは必ずそろえてください。ここが食い違うと着金せず、取り戻すことができなくなります。BTCCで指定したものと同じネットワークを、BitMart側でも選ぶことが何より大切です。
暗号資産によってネットワーク選択肢が異なる
今回はBTCを例に解説しましたが、BTCでもBTCC側にはBEP20など複数のネットワークが用意されている場合があります。送金元で選べるネットワークと送金先で選ぶネットワークは必ず一致させてください。USDTやXRPなど他の暗号資産を送金する場合は、選択できるネットワークの種類がさらに増えます。特にUSDTはTRC20・ERC20・BEP20などがあり、間違えると資産を失う原因になります。
また、XRP・XLM・ATOMなどはアドレスに加えてMemoの入力が必須で、忘れると着金しないため注意してください。
アドレスの全文字を確認する
入金アドレスはたった1文字違うだけで、まったく別の宛先になってしまいます。必ずコピー&ペーストで入力し、貼り付けたあとも全文字を目で見て確かめましょう。
少額テスト送金を実施する
はじめての送金や大きな金額を動かすときは、いきなり全額を送らず、まず0.001 BTC程度の少額でテストするのがおすすめです。BTCCに着金したのを確認してから、残りを送りましょう。終了に向けて処理が遅れることもあるため、確認の時間には余裕を持たせてください。
出金履歴は確定申告のために保存する
送金がすべて終わったら、出金履歴をダウンロードして保管しておきます。確定申告の損益計算で必要になるためです。BitMartは終了後に履歴を取り出せなくなる恐れがあるので、資産の移動と同じタイミングで早めに保存しておくと安心です。
まとめ:慣れてからも毎回確認を怠らない
BitMartからBTCCへのBTC送金は、手順どおりに進めれば初めてでも安全に行えます。BitMartは終了が決まっているため、資産が残っている方は時間に余裕を持って早めに動きましょう。
要点を整理すると:
- BTCCで正しいネットワークと暗号資産を選んで入金アドレス(必要ならMemo)を取得
- BitMartで同じネットワークを選び、アドレスを正確に入力して出金
- 先物の資金は現物ウォレットへ移してから出金
- 送金履歴は税金計算のために必ず保存
ネットワークの一致・アドレスの全文字確認・少額テストの3点さえ守れば、送金は安全です。操作に慣れても、毎回この確認を欠かさないようにしてください。