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バイナンス元CEOのCZ氏、米連邦地裁から再びUAEへの渡航を却下される

2023年12月31日 17:05  6月13日 17:06  【編集長】合原和也

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銀行法違反の罪で判決待ちのバイナンス元CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏が、米連邦地裁にアラブ首長国連邦(UAE)への渡航申請を却下された。
同氏は以前から家族のいるUAEへの渡航を求めていたが、検察側は逃亡の可能性があると懸念していた。

CZ氏はUAEに戻れず

仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元CEOのCZ氏が、米ワシントン州西部地区連邦地方裁判所から再び出国を制限されたとブルームバーグが報じた。
同氏は現在米国で銀行法違反による判決を待っている状況だが、家族が住むUAEへの渡航を求める申し立てを提出していた。しかし、この申し立ては同裁判所のリチャード・ジョーンズ判事によって12月29日に却下された。
かねてから検察は同氏の渡航を許可しないよう要求していたが、これは検察側が米国と犯罪人引き渡し条約を結んでいないUAEへ同氏が入国することによって逃亡のリスクがあると考えているからだ。

CZ氏は11月21日にマネーロンダリング防止法の違反やテロ組織の取引を容認したことなどを認め、CEOの辞任と罰金の支払いに同意した。
その後、同氏は1億7500万ドル(約246.7億円)もの保釈金を支払って保釈され、2月の判決を待っている。

2017年に設立されたバイナンスは、幅広い仮想通貨の取り扱いと競争力のある手数料で仮想通貨の分野で急速に成長し、重要なプレーヤーとして台頭した。ソフトウェア開発と取引システムに豊富な経験を持つCZ氏は、同社の成長とともに業界に大きく貢献してきた。
しかし取引所の急速な成長の裏では、コンプライアンス対策の不足などがあり、一部の犯罪者がプラットフォームを資金洗浄や違法取引に悪用する余地を与えてしまっていた。これらの不正が明るみに出たことにより、KYC(顧客確認)プロセスの不足に対する懸念から規制当局に監視されることとなった。

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