世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスの創設者、チャンポン・ジャオCEOの資産が大きく減少しているとブルームバーグが報じた。
同氏の資産は仮想通貨取引の低迷によって、約120億ドル(約1.8兆円)減少したようだ。
約120億ドル(約1.8兆円)の資産減少
ブルームバーグがバイナンスのチャンポン・ジャオCEOの資産が大きく減少したと報じている。
報道によると、バイナンスの収益が38%減少した影響により、現在の資産は約172億ドル(約2.5兆円)となったようだ。
同氏の資産は2022年1月に960億ドル(約14.3兆円)のピークに達したものの、その後のFTXの破綻の影響で大きく資産を失ったようだ。
加えて、ここ最近のバイナンスの取引高の減少が大きな影響を与えている。
バイナンスは今年初めに市場シェアの大幅な増加を見せて、第1四半期には取引所の仮想通貨取引総額の62%に達した。しかし、調査会社CCDataの報告では人気取引ペアの手数料ゼロキャンペーンが終了した後、バイナンスの市場シェアは第3四半期末までに51%まで低下したようだ。
また、バイナンスは規制当局との争いもあり非常に苦しい展開が続いている。
米証券取引委員会(SEC)は、2023年の6月にバイナンスが規制に違反していると主張して訴訟を起こした。
さらに、2023年初めには商品先物取引委員会(CFTC)もバイナンスが米国のユーザーに対する規則を守っていないと主張し、法的措置を講じた。現時点でバイナンスは、これらの主張に反論しており、法廷でこれらの問題に決着をつける方針だ。
そのため法的紛争が解決するまでは、バイナンスの価値が影響を受ける可能性があることに注意が必要となる。

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