今月15日に始動し、PayPalのビジネス及びテクノロジーリーダーを務めていたJim Nguyen氏が立ち上げたことで注目を集めていた「SixClovers」のアドバイザーとして、元リップル(Ripple)のWellington Sculley氏が関わっていることが明らかになった。
Wellington Sculley氏は、リップル立ち上げ初期の従業員として、現在の「RippleNet」及び「オンデマンド流動性(=On-Demand Liquidity/ODL)」関連の戦略的パートナーシップを主導してきた人物であり、今回の「SixClovers」の動向に改めて仮想通貨業界から注目が集まっている。

リップル(Ripple)の初期メンバーWellington Sculley氏が、元PayPalビジネスリーダーの立ち上げサービスに参画

かつてPayPalのビジネス・テクノロジーリーダーとして第一線で活躍してきたJim Nguyen氏が立ち上げたことで注目を集めていた「SixClovers」に、初期リップルで中心的な役割を果たした人物Wellington Sculley氏が関わっていることが明らかになった。

SixClovers」のホームページによれば、Wellington Sculley氏は「アドバイザー」として、「グローバル決済・ブロックチェーン・仮想通貨・プライベート市場などに焦点を当てたフィンテック領域において、10年以上の経験を有している」として紹介されている。加えて、「仮想通貨・ブロックチェーンプラットフォーム“Ripple”の初期従業員として、現在の「RippleNet」と「On-Demand Liquidity」に関する戦略的パートナーシップ及び基本戦略を主導した経験がある」とも記されている。

SixClovers」が掲げる取り組みについて特徴的な点として、「ステーブルコインを活用したグローバル送受金を目指す」という点が挙げられる。リップルでも第一線で活躍し、ODLを牽引してきたWellington Sculley氏が、今度はステーブルコイン等を特長を活かして、どのような形で新たなグローバル決済市場を創り出すのか?引き続き、仮想通貨業界からの注目も集まっていきそうだ。

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