ビットコイン市場さらなる拡大へ

600億ドル(約6.5兆円)の顧客資産を管理する米資産管理会社ウィズダム・ツリー社がスイス証券取引所にビットコイン上場投資商品(ETP)を上場すると暗号資産(仮想通貨)メディアDecryptが報じた

厳しい規制や高いセキュリティを求める機関投資家が暗号資産(仮想通貨)市場に参入するきっかけとなることを狙う。

ETPはビットコインを裏付けに発行される商品で、ビットコイン価格と連動して値動きする。

発行元がビットコインを保有・管理するため、投資家はサイバー攻撃やプライベートキー盗難の恐れを心配せず、安心してビットコインに投資できる。

機関投資家向けのビットコイン市場には米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)や米インターコンチネンタル取引所のBakktなどの先物市場があるが、それらは短期投資向けの市場だ。

「先物が取引できない顧客は大勢いる。先物は取引や管理が難しいと感じる長期投資家に人気が出るだろう」とウィズダム・ツリー社資本市場ヨーロッパ代表ジェイソン・ガスリー氏は述べている。

ウィズダム・ツリー社ヨーロッパ代表のアレクシス・マリノフ氏は「ビットコインのようなデジタル資産が過去のトレンドではなく、ポートフォリオにおいて役割を果たすと十分に信じている」と暗号資産(仮想通貨)市場への期待を語った。

金融機関やヘッジファンドなどの機関投資家が暗号資産(仮想通貨)市場に参入すれば市場規模の拡大が見込まれ、価格高騰につながるとされている。

 

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック!

すでにdiscordをお持ちの方はこちら!