ソフトバンク社は、暗号資産(仮想通貨)ウォレットを搭載した独自のデビットカードを導入することを発表した。
このデビットカードは、SBCウォレットカード「Softbank Card 3.0」という名称で導入される予定で、従来のデビットカード機能に加えて、暗号資産(仮想通貨)ウォレット機能を組み込むようだ。
ソフトバンク社の発表によると、このカードにはWi-Fi機能も備わっており、ホットウォレット機能とコールドウォレット機能の両方を実行できる。
SBCウォレットカードは、ウォレットカード開発会社大手のDynamics社と提携を結んで開発された。
従来のウォレットカードと比較して、SBCウォレットカードは独自の暗号化システムが組み込まれているため、セキュリティとアクセシビリティの両側面における向上に、大きな期待が見込めるという。
デジタル経済が拡大することでキャッシュレスを求める風潮が社会全体に高まっており、世界中の巨大テクノロジー企業は次々と自社独自のキャッシュレス決済サービスの提供を開始している。
ソフトバンク社は、新たなウォレットカードを「Softbank Card 3.0」と称して暗号資産(仮想通貨)決済までもをサポートすることで、Google Pay、Amazon Pay、Facebook Libraなどに対抗し、これらに匹敵するイニシアティブを高めることを狙いとしているようだ。
SBCウォレットカードは現在、日本の約10,000店舗でのみ利用可能。
今後は、アメリカ・東南アジア・韓国・ドバイなどの世界中の各地域でもリリースされる予定だ。
『暗号資産(仮想通貨)ウォレット搭載』という、ソフトバンク社による革新的なウォレットカード導入は、暗号資産(仮想通貨)及びブロックチェーン業界全体に大きな影響を与えるだろう。
日本国内での暗号資産(仮想通貨)の実用性も、ますます大きな高まりを見せている。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta