仮想通貨は先行きが見えにくい展開に

現在の暗号資産(仮想通貨)市場は価格変動も穏やかで有り、目立った値動きはない。

しかしながら各通貨で特徴が異なっており、全体から今後を予想するのは難しい展開となっている。

後ほど主要通貨をそれぞれにテクニカル分析してゆく。


テクニカルもバラバラであればファンダメンタルズの量もバラバラである。

リップルには相変わらず好ファンダメンタルズが絶えない。

GMOコインの調べでは、リップルが今後1番上昇に期待がかかる通貨とされた。

他の投資家たちもリップルに注目しており「60倍まで上昇する」と予想する人も出てきている。

今後により期待感が高まる。 

GMOコインの実施したアンケート調査によると、リップルは今年最も価格上昇を期待されている暗号資産(仮想通貨)だ。この調査ではその他にも、国内暗号資産(仮想通貨)ユーザーの投資傾向なども明らかになっている。

暗号資産(仮想通貨)界の多くの専門家は「リップルに投資する時が来た。」と口を揃えていっている。 今年中にリップルの価格が62倍以上になるのではないかと予想している専門家もおり、市場はこれ以上ないくらいに強気である。

ビットコイン(BTC)

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

20日20時現在のビットコイン価格は445,000円となっている。前日同時刻と比べて+0.98%の価格上昇となっている。

オレンジラインが固く機能しており、昨日からは安値を切り上げていることから今後は上昇する確率の方がやや高いと考えている。

上昇のシナリオとしては、赤の中期上昇チャネルの上端を明確に植え抜け出来るかどうかに注目である。

そのラインを突破することができれば、次は46万円まで上昇することが見込まれる。

そこを突き破っていくようであれば、週間見通しで伝えた50万円まで上昇していくであろう。

下落のシナリオとしては、オレンジライン(⑤44万円)を割れるかに注目である。

もしオレンジラインを割る展開となれば、中期以上での目線の変更が必要となるであろう。

ここを割り込んでいくと下落トレンドが発生することが予想され、次は紫のサポートライン(④)まで下落して行くであろう。

さらに下落が続くようであれば、次は中期上昇チャネルの下端(③赤ライン)・青ライン(②41.1万円)と順に目指して下落して行くであろう。 

20日20時現在のビットコイン価格は445,000円となっている。前日同時刻と比べて+0.98%の価格上昇となっている。

リップル(XRP)

(出典:TradingView XRP/USD 1時間足

20日19時現在のリップルの価格は0.319ドル(34.77円)。前日同時刻と比べても価格にほぼ変動はない。

高値を切り下げており、チャートの形状的には「ディセンディングトライアングル」のようにも見えるため、今後は下落する確率の方が高いと考えている。

下落のシナリオとしては、まずピンクライン(②0.314ドル:35円)を割るかどうかに注目である。

もしそのラインを割るようであれば、次は③の長期サポートライン付近まで下落するであろう。

そのラインさえも割り込むほど弱気相場となれば、次は青ライン(①0.305ドル:34.06円)をターゲットに下落していくであろう。

上昇のシナリオとしては、まず黒のレジスタンスラインをブレイクできるかに注目である。

そのラインを突破することができれば、次はレジスタンスの上限であるオレンジライン(⑤0.331ドル:36.88円)までは上昇する可能性が高くなる。

そのラインをもブレイク出来る勢いがあったならば、次は水色ライン(⑥0.354ドル:39.46円)まで上昇するであろう。 

20日19時現在のリップルの価格は0.319ドル(34.77円)。前日同時刻と比べても価格にほぼ変動はない。

イーサリアム(ETH)

(出典:TradingView ETH/USD 1時間足

20日20時現在のイーサリアムの価格は141ドル(15,286円)。前日同時刻と比べると-1.41%の価格下落となっている。

ここ最近上昇を継続していたイーサリアムであったが、ここ2日は下落が続いている。 短期的な上昇は終わったと考えられ、直近では下落していく可能性が高いと考えている。 下落のシナリオとしては、このままオレンジライン(②134ドル:14,894円)まで下落するかに注目である。 もしそのラインを割る展開となれば、次は黄緑ライン(①126ドル:13,911円)まで下落することになるであろう。上昇のシナリオとしては、ピンクライン(③144ドル:15,921円)をブレイクすることが出来るかに注目である。 もしそこもブレイクすることが出来れば青いラインまで上昇することが見込まれる。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。