メタマスクは11月5日、9月28日に発生したステーキング事業の不正アクセスで、ETHステーキングの報酬約0.385ETHが流出したと更新した。暗号資産(仮想通貨)ETHの元本や出金鍵への被害は確認されず、影響を受けた全バリデーターの予防的退出も完了した。
不正アクセスでは、一部バリデーターの報酬受取先アドレスが一時的に書き換えられた。流出したのはブロック生成報酬などの実行レイヤー報酬で、事案は発生当日に特定し、対処したとしている。
同社は「顧客のステーキング元本や出金鍵が侵害された証拠は見つかっていない」と説明した。メタマスク・ステーキングは非管理型で、同社が出金鍵を管理していないため、今回確認された受取先アドレスの書き換えではステーキング元本や出金鍵が侵害された証拠は確認されなかった。
9月の初動対応では、影響拡大を防ぐため対象バリデーターの退出を進めていた。11月5日の更新では、この予防的退出がすべて完了したことを明らかにした。
顧客への影響としては、一部で出金の遅延や報酬の未取得が生じる可能性がある。一方、ウォレットやウォレット基盤への侵害兆候はなく、利用者側の対応は不要で、MetaMaskが秘密鍵やリカバリーフレーズの開示を求めることはないとしている。
参考元:Metamask
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