暗号資産(仮想通貨)市場は急反発しました。5日午前11時時点でビットコイン(BTC)は8万686ドルで期間4.25%高、イーサリアム(ETH)は2429ドルで6.20%高、リップル(XRP)は1.31ドルで2.35%高です。
米中間選挙で民主党が上下両院を奪うと、米国市場では株が大きく買われました。前日に7万6000ドルを割り込んだBTCも株高とともに切り返し、8万ドル台に戻しています。
ビットコイン、米中間選挙後の株高で8万ドル台を回復|民主党が上下院を奪還、イラン停戦期待で原油急落
ビットコイン、8万1000ドル台まで切り返す

BTC/USDT 1時間足チャート
ビットコインは4日12時台に7万5736ドルと9月17日以来の安値をつけたあと、持ち直しました。23時30分すぎに米国市場が開くと買いが強まり、5日0時台には8万1196ドルと10月30日以来の高値をつけています。
日足では20日線の8万280ドルを上回り、RSIは51.7と中立の水準に戻りました。次の上値のめどは、50日線の8万2156ドルです。
イーサリアム、2450ドルまで上げ幅を広げる

ETH/USDT 日足チャート
イーサリアムは4日12時台の2226ドルから買い戻され、5日0時台には2450ドルと10月22日以来の高値をつけました。期間では6.20%高と、3銘柄で最も大きく上げています。
日足では20日線の2353ドルと100日線の2364ドルをともに上回りました。上値のめどは、ボリンジャーバンドの上限2495ドルと50日線の2509ドルです。
リップル、1.30ドル台を取り戻す

XRP/USDT 日足チャート
リップル(XRP)は4日12時台の1.24ドルから持ち直し、5日0時台には1.34ドルまで上げました。その後は押し戻され、東京時間は1.30〜1.31ドルで推移しています。
日足では200日線の1.27ドルと20日線の1.30ドルを再び上回りました。ただ上げ幅はBTCやETHより小さく、50日線の1.39ドルはまだ上にあります。
民主党の両院奪還で株高、暗号資産も買い戻し
民主党が上下両院を制したことで、議会が関税や歳出、イランとの戦争に歯止めをかけるとの見方が広がりました。ダウ平均は1569ドル高と、約19か月ぶりの上げ幅です。BTCも23時30分の取引開始とともに急伸し、7万8500ドル台から8万ドル台に乗せました。
イランとの戦争の終結に期待が高まり、WTI原油は5日未明に87ドル台まで8%超下げました。物価高への警戒が和らぎ、上げた水準を支えています。東京時間は半導体株安で日経平均が一時1.8%ほど下げましたが、BTCは8万ドル台を保ち、9時から11時のナスダック100先物との相関は0.71でした。
英中銀と米雇用統計に注目
本日21時に英中銀が政策金利を発表し、予想は4.00%です。22時30分には米新規失業保険申請件数、6日22時30分には10月の米雇用統計が控えており、非農業部門雇用者数の予想は6万5000人増です。雇用が落ち着いて金利が下がれば株高とともに上値を試しやすく、上振れて利上げへの警戒が強まれば8万ドルを割り込む展開も考えられます。
BTCは8万1196ドルを上抜けられるか、ETHは2450ドル、XRPは1.34ドルを超えられるかが焦点です。