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イーサリアム財団研究者、量子対策を2028年末までに完了へ

2026年11月4日 15:25  2026年11月4日 15:37  Arai Yu

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イーサリアム財団の研究者ジャスティン・ドレイク氏は11月3日、インド・ムンバイで開幕したDevcon 8で、イーサリアムの量子・AI耐性暗号への移行を2028年12月までに終えたい考えを示した。暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの基盤更新を財団計画より1年前倒しする内容となる。

ドレイク氏は講演で、「2028年12月までに、完全なポスト量子・ポストAI移行を完了できるようにしたい。それにより、Glamsterdam後の3回のフォークを24カ月で実装できる」と述べ、この構想を「ミッション2028」と位置づけた。対象は実行層、合意層、データ層の3層で、ハッシュ関数を用いる耐量子・耐AI暗号へ置き換える。

工程では、Glamsterdamアップグレードを2027年1月にメインネットへ導入した後、3回のアップグレードでJ*段階まで進め、24カ月以内の完了を目指す。leanVMについては、この数日でエンドツーエンドの形式検証を完了した。

移行を急ぐ理由として、ETH総供給の72%が、過去の署名によって公開鍵が露出したアカウントに紐づく状況が示された。共登壇したKev氏は、3層の置き換えとleanVMの進捗を補足した。

9月7日に示された財団プロトコル部門の計画では、量子対策の完了目標は2029年12月のL*段階だった。今回の発言はそれより1年早い日程を示したが、財団全体の正式計画変更ではなく、ドレイク氏が「希望」として示した目標にとどまる。

画像:Shutterstock

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