メタプラネット(3350)の株価は10月14日の前引けで、前日比7円高の268円(2.68%高)となっています。寄り付きは264円で、9時35分に275円(5.4%高)まで上げたあと265円まで押し、前引けにかけて268円まで戻しました。
買いを呼んだのは、13日の取引終了後に発表した無利息の転換社債520億円の発行と自社株買いです。手取金はビットコイン(BTC)を担保にした借入の返済と自社株買いに充て、今朝8時45分には発行済み株式の5.4%にあたる7398万株を261円で買い付けました。BTCが前日の大引け時点から0.49%下げるなかでの上げです。
メタプラネット、無利息の転換社債で520億円調達|BTC担保借入返済と自社株買いへ
当日の値動き

メタプラネット(3350)の株価チャート
寄り付き直後に263円まで下げたあと買いが続き、そこから30分で12円上げて高値をつけました。前場の出来高は1621万株でした。
BTCはドル指数の低下で13日夕方に8万4168ドルまで戻したあと、今朝は8万3000ドル台でほぼ横ばいです。日経平均は0.61%高で、関連株はまちまちです。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、高値の275円で5日移動平均(267.4円)と25日移動平均(269.2円)を上回り、前引けは25日移動平均の下に戻りました。75日移動平均(251.6円)の上を保ち、MACDはシグナルを下回ったまま、RSIは48.6です。
ボリンジャーバンド(20日)の中心線は270円台、下限は228円台です。3カ月では15.0%の上昇で、PBRは1.06倍です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、10時台と11時台がいずれも265円で下げ止まりました。株価は20時間移動平均(259.7円)を上回り、50時間移動平均(276.5円)を下回っています。MACDはシグナルの上にあり、RSIは53.0です。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC価格は前回(13日14時時点)の1319万円台から1322万円台に上がり、Bitcoin NAV(評価額)は5804億円から5821億円に増えました。未実現損益はマイナス1024億円(マイナス15.0%)と、前回のマイナス1040億円(マイナス15.2%)から縮んでいます。
1株あたりNAV(希薄化前)は426.65円で、株価268円はその0.63倍です。企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.84倍と前回の0.82倍から上がり、企業価値がBitcoin NAVを下回る幅は1051億円から930億円に縮みました。今朝買い付けた7398万株を除くと、1株あたりのBTCは3225satsから3410satsに増える計算です。
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今後の株価の焦点
株価は、9時台に上値を抑えられた270円台を取り戻せるかが目先の分かれ目で、下値は今朝の買付価格と同じ261円が目安です。転換社債がすべて株式に変わると発行済みの11.24%にあたる株が増え、その転換価額は339円です。
自社株買いの予算のうち使ったのは193億円で、残りは市場での追加の買付けか借入の返済に充てる予定です。今夜21時30分には米国の9月の消費者物価指数が発表され、16日にはMSCIが「非事業会社」を世界株指数から外す新基準の結論を示す予定です。同じ16日にはSuper Leagueの株主総会も開かれます。
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