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メタプラネット、株価197円で200円割れの年初来安値|BTC5万9000ドル割れ続落に連動

2026年6月26日 13:50  Arai Yu

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2026年6月26日のメタプラネット(3350)は、前日比23円安(‑10.45%)の197円まで急落し、200円の大台を割り込んで年初来安値を更新しました。ビットコイン(BTC)が5万9000ドルを割り込んで続落したことに連動した売りが主因で、期間中に同社固有の悪材料はありません。

この日は日経平均もSKショックと呼ばれる半導体・AI株安で‑3.20%と反落し、株式と暗号資産がそろって下げる全面リスクオフの地合いとなりました。株価の下げ幅はBTCの日中変化を大きく上回っており、節目の200円割れをきっかけに信用の手仕舞いやモメンタム売りを巻き込んで下落が加速した格好です。

BTC、6万ドル割れの下落| 21か月ぶり安値で10億ドル清算、Fed利上げ観測が再燃

当日の値動き

期間初日の6月25日は、一時216円まで下げる場面がありましたが220円まで戻して引け、出来高は1967万株に膨らみました。引け後の夜間PTSは222円台で始まったものの、BTCの軟調を受けて未明には210円台まで水準を切り下げています。

翌6月26日は209円とギャップを空けて寄り付き、戻りの鈍いまま売りに押されて安値197円まで下落し、200円の大台割れで年初来安値を更新しました。前場の出来高は1590万株で、BTCの下落率を上回る下げとなり、心理的節目を割り込んだことによる売りの加速が鮮明となっています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足は下落トレンドが一段と加速し、3カ月リターンは‑34.5%、1年リターンは‑86.8%と水準訂正が続いています。6月26日には200円の節目と直近の年初来安値を同時に割り込み、下値支持帯がさらに切り下がりました。右肩下がりの中期移動平均線が一貫して上値を抑える弱気構造です。

MACDはゼロラインを下回る圏内で下向きが継続し、明確な底打ちサインは出ていません。連日の新安値更新で売られ過ぎを示す指標も見られますが、トレンド転換を確認するには、まずBTCの下げ止まりと出来高を伴う反発が必要とみられます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月25日の引けにかけて戻りを試す場面もありましたが続かず、夜間PTSで210円台まで切り下がりました。6月26日は209円とギャップダウンして寄り付いた後も戻りが鈍く、そのまま安値197円まで一直線に水準を下げています。

当面のサポートは本日安値かつ年初来安値の197円で、これを明確に割り込むと190円や180円が次の節目として意識されます。上値のレジスタンスは200円の心理的節目、その上に本日の始値・高値である209〜210円が控えており、まず200円を回復できるかが目先の下げ止まりの目安となりそうです。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。最新の買い増しは2026年3月31日で、それ以降は保有量を据え置いています。BTC価格が958万9126円まで低下したことで、Bitcoin NAV(評価額)は3853億円となり、未実現損益は‑2381億円(‑38.2%)と前日(‑2286億円・‑36.7%)からさらに含み損が拡大しました。

企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.82倍と1倍を大きく下回り、時価総額2548億円・企業価値3163億円がBitcoin NAV3853億円を割り込む「保有BTC価値を下回る評価」が一段と深まっています。1株あたりNAV(希薄化前)の301.01円に対して株価は197〜199円で、NAVに対するディスカウントがさらに拡大している状況です。

今後の株価の焦点

当面の下値サポートは年初来安値の197円で、これを割り込むと190円、さらに180円といった水準が視野に入ります。上値は200円の心理的節目、その上に本日の始値・高値である209〜210円が抵抗として意識されます。

最大の変動要因は引き続きBTC価格で、5万8000ドル台での下げ止まりと6万ドル回復を巡る攻防に加え、連続している米現物BTC ETFの資金流出が反転するかが焦点です。FRBの利下げ観測の後退や、原油高を背景としたインフレ動向といったマクロ材料も、リスク資産全体の方向感を左右します。

加えて、mNAVが0.82倍まで低下した割安感を手掛かりとした押し目買いや、買い増し再開などの自社材料が出るかが、ディスカウント修正の鍵となりそうです。

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