予測市場プラットフォームのKalshiが、6月8日からの週に名目週次取引高で過去最高を更新しました。取引高は約51.4億ドル、日本円換算で約8242億円に達しました。週の途中に2026年FIFAワールドカップが開幕しており、大型スポーツイベントが予測市場の売買を押し上げました。
ワールドカップ開幕で週次取引高が過去最高
記録を更新した週は、現地時間6月11日にサッカーのワールドカップが開幕したタイミングと重なります。Kalshiでは経済や政治だけでなく、スポーツの結果を対象にした市場も活発に取引されており、世界的な注目を集める大会の開幕が売買を一段と膨らませました。
同じ週には、米プロバスケットボールNBAファイナルも13日まで開催されていました。複数の大型スポーツイベントが同時進行したことで、短期間に取引需要が集中した形です。
Token Terminalのデータをもとにした推移でも、6月8日開始週の取引高はそれまでの水準を上回ったとみられます。予測市場は、株式や為替のように資産価格そのものを売買する場ではなく、特定の出来事が起きるかどうかに資金が集まる仕組みです。大会の開幕日や試合結果のように、期限と判定条件が明確なイベントは参加者を集めやすく、取引高が膨らみやすい特徴があります。
6月12日には、Bernsteinがワールドカップを予測市場セクターにとって過去最大級の需要喚起材料と位置付けるレポートを公表しました。実際に開幕週の取引高が過去最高となったことで、スポーツ、とりわけ世界的な視聴者を抱えるサッカー大会が予測市場の出来高を大きく動かす構図が数字で裏付けられたことになります。
参考元:beincrypto
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