2026年5月29日のメタプラネット(3350)は、前日比+6円の291円で取引を終えました。5/27に年初来安値264円を付けた直後の3営業日続伸となり、安値圏からの自律反発の様相が強まっています。
一方、保有BTC4万177BTCの未実現損益は-1525億円(-24.5%)、EV mNAVは0.92倍と1倍割れが続いており、株価291円は1株あたりNAV367.92円を約21%下回る評価のままです。
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当日の値動き

5月28日は前日終値290円から285円で寄り付き、寄り直後に安値276円まで売られた後、買い戻しで高値299円まで急回復。終値は寄り値同水準の285円(-1.72%)、出来高4072万株と長い下ヒゲ陰線となりました。
続く5月29日は292円で寄り付き、9時の高値298円を付けたあと安値286円まで押し、終値291円(+2.11%)で大引けを迎えました。出来高は1942万株と前日からほぼ半減し、5/27安値起点の反発が3営業日連続で続く形です。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では5/22の323円から5/27の264円まで5営業日でおよそ-18%急落した後、5/28・5/29は連続で安値を切り上げています。25日移動平均線は依然上方に位置し中期トレンドは下向きですが、5/27・5/28と続く長い下ヒゲは下値での買い意欲を示唆します。
年初来高値639円からは約54%水準にあり、当面は276〜285円のサポート維持と、299〜300円のレジスタンス突破が焦点です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では5/29寄り付き直後に292円から298円まで一気に伸ばす場面が見られたものの、買いが続かず286円まで押し戻され、午前中の急騰急落を経て290円台前半に収束しました。
短期サポートは寄り安値286円と5/28終値285円、レジスタンスは寄り高値298円と300円の節目です。出来高ボリュームゾーンも290円前後に集中しており、当面は同水準を挟んだ攻防が続くとみられます。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットは、BTC保有量4万177BTC、取得総額6234億円、BTC平均取得単価1551万5602円で、Bitcoin NAVは4709億円、未実現損益は-1525億円(-24.5%)と評価面の重さが続きます。
時価総額3723億円・企業価値(EV)4338億円に対し、EV mNAVは0.92倍と1倍割れのディスカウント評価です。負債残高合計473億円・優先株残高合計236億円を踏まえた1株あたりNAV(希薄化前)は367.92円で、現株価291円はNAV対比で約21%のディスカウントとなり、保有BTCの実勢評価を市場評価が下回る構図が継続しています。
今後の株価の焦点
下値サポートは285〜286円、その下に5/27年初来安値264円が意識されます。上値レジスタンスは5/28高値299円と300円の節目で、終値ベースで明確に上抜ければ25日移動平均線が走る300円台前半が視野に入ります。
注目材料は、3/31以降約2か月途絶えている新規BTC取得の有無、BTC価格が7万3000ドル前後の底堅さを試す局面で8万ドルを回復できるかになり、自律反発がトレンド転換に発展するかは、BTC市況と需給の両面から見極めが必要です。
