2026年5月27日のメタプラネット(3350)は、前日比8円安(-2.74%)の284円まで売られ、年初来安値となる264円を一時付けました。
ビットコイン(BTC)が7万5000ドル台後半で頭打ちとなるなか、EV mNAV倍率が0.88倍まで悪化し、ディスカウントを嫌気した売りが加速した格好です。前日5/26も4.6%安と急落しており、2日累計で約7%下げる軟調な展開となっています。
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当日の値動き

寄り付きは286円と前日比6円安でスタートし、その後は戻りらしい戻りなく、9時には年初来安値となる264円までの急落が起きました。その後はやや買い戻しが入り284円付近まで戻しています。
出来高は11:30時点で3426万9300株と前日(3681万1300株)に続く高水準で、投げ売りと押し目買いが交錯する展開です。なお前日5/26は始値305円から終値292円まで一段安となっており、4営業日続落の流れとなっています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足ベースでは5月20日の305円を直近高値に5営業日連続の陰線となり、25日移動平均線・75日移動平均線をいずれも下放れています。本日の264円は2月以来の安値水準で、年初来の下値支持帯を割り込んだ形です。
RSIは30%を下回る売られ過ぎゾーン入りが見込まれ、短期的にはオーバーシュート気味の下げが続く可能性が意識されます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では寄り後の30分強で約7%急落しており、264円タッチ後にようやくショートカバーが入った形跡が見られます。直近の戻り高値は284円付近で、ここを明確に上抜けない限り、まずは270円台後半でのもみ合いが想定されます。
下値は本日安値264円が当面のサポート、上値は前日終値292円が短期的な節目として意識されそうです。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
本日時点のBTC保有量は4万177BTC、取得総額は6234億円、平均取得単価は1551万円です。Bitcoin NAVは4846億円で、含み損は1388億円(-22.3%)と前日(-1342億円)からさらに悪化しました。
EV mNAV倍率は0.88倍と前日0.91倍からじわりと低下し、企業価値がBitcoin NAVに対して約12%ディスカウントされている状態が定着しつつあります。1株あたりNAV(希薄化前)378.60円に対し株価284円という、約25%のディスカウントが嫌気売りの直接の原因となっています。
今後の株価の焦点
短期的には本日安値264円が下値メドとなり、これを割り込むと200円台前半までの調整余地が意識されます。上値は前日終値292円と1株あたりNAV378円が抵抗帯です。
当面はBTC価格が7万6000ドル台を回復してmNAV1倍割れ解消に向かえるかが最大の焦点で、加えて追加買い増しや資金調達策など会社固有のIRが出るかが反転のカギを握りそうです。
