2026年5月15日、メタプラネット(3350)の株価は前日比+28円(+9.06%)高の337円付近まで反発し、午前10時45分には高値345円を付ける場面が見られました。
前日に資金調達計画を巡る悪材料で-5.50%安まで売り込まれていた反動に加え、ビットコイン(BTC)が8万1000ドル台まで持ち直したことが追い風となり、BTC保有4万177枚を抱えるトレジャリー企業として連動買いが集中した格好です。
出来高は3053万株、売買代金は午前帯だけで102億円超に達し、活発な売買のなかで急反発を演じる展開となっています。
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当日の値動き

メタプラネット株は前日終値309円を上回る320円で寄り付き、9時の日中安値319円から階段状に値を切り上げる強い展開となりました。10時45分には高値345円をマークし、寄り付きから1時間半余りで約7.8%の値幅を取る急伸を演じています。その後は高値警戒からの戻り売りで一服し、12時時点の株価は337円・前日比+28円(+9.06%)で推移しています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、5月8日終値344円を起点とした下降トレンドのなかで5月14日に長い下髭を伴う陰線で安値306円まで下押しされていましたが、5月15日のローソク足は始値320円から高値345円まで切り返す長大な陽線を形成しつつあります。
5月13日終値327円と5月12日安値338円を一気に回復した点で短期的な下げ止まり感が強まる一方、345〜350円のゾーンは4月下旬以降に戻り売りが集中したエリアで、ここを終値ベースで上抜けできるかがトレンド転換の試金石となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、寄り付き直後の安値319円を起点に出来高を伴いながら345円まで駆け上がる典型的なギャップアップ&フォロースルー型のパターンが確認できます。
345円タッチ後の直近1時間足は始値331円・高値332円・安値328円・終値329円と短期過熱感の解消フェーズに入っており、サポートは上昇起点の319〜320円、続いて前日終値309円、レジスタンスは午前高値345円・5月12日高値356円が意識されやすい水準とみられます。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は約9万7593ドル(約1540万円)、取得コスト総額は約39億2000万ドル(約6186億円)です。1BTCあたり約1万6411ドル(約259万円)の含み損、評価額ベースでは約6億5900万ドル(約1041億円)の含み損となり、前日のBTC価格7万9573ドル時点の評価損から約100億円規模で改善した計算です。
Metaplanet Analytics上のmNAV倍率は0.82倍と引き続きディスカウント圏に位置しており、時価総額がBTC資産価値を下回る構造的な割安状態は解消していません。
今後の株価の焦点
短期的には、午前高値345円を終値ベースで上抜けできるかが戻り基調継続の試金石となります。下値サポートは寄り付き起点の319〜320円、続いて前日終値309円、心理的節目の300円。上値レジスタンスは345円、5月12日高値356円、5月8日高値366円が当面の目標です。
注目材料はBTC価格が8万ドル台を維持できるか、前日に延期発表のあった永久優先株「Mars」「Mercury」の制度見直し・再上場スケジュールに関する続報、Q1決算で示されたビットコイン・インカム事業の継続的な収益貢献度合いの3点が中心となります。
mNAVが0.82倍のディスカウント圏にある現状、BTC価格と会社固有材料の双方が同時に好転する局面では値幅が出やすい構図が続くとみられます。
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