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米NSA、アンソロピックのAIモデル「Mythos」を脆弱性スキャンに導入

2026年4月21日 13:26  4月21日 13:29  Arai Yu

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米国家安全保障局(NSA)が、Anthropicの機密AIモデル「Mythos」を機密ネットワーク内の脆弱性スキャンに使用していることが明らかになりました。導入先は限られており、Mythosは約40組織にのみ限定提供されている高機密モデルです。

一方で、米国防総省(DoD)は2026年3月頃からAnthropicを供給チェーンリスクに指定しており、同じ政府内で評価が割れる構図も浮かび上がっています。

NSAが機密AIを脆弱性スキャンに使う理由

Mythosは、一般公開されていないサイバー分野特化のAIです。NSAはこのモデルを、機密ネットワーク内の環境スキャンやセキュリティ脆弱性の発見に使っているとされます。

用途は単なる業務効率化にとどまりません。Mythosは複雑な脆弱性やゼロデイ脆弱性を自律的に見つけ出し、エンドツーエンドのサイバー攻撃を実行できる水準の能力を持つと報じられています。防御側が使えば、攻撃者に先回りして弱点を洗い出す「模擬侵入」の精度を高める道具になります。

Anthropicは、この能力の高さを理由にMythosを一般公開していません。公式ページでは利用先として12組織を公表しており、提供先全体は約40組織に限られます。NSAはその一つに含まれます。

暗号資産(仮想通貨)やWeb3の分野でも、この種のAIが持つ意味は小さくありません。ブロックチェーンそのものは改ざん耐性を持っていても、実際に被害が起きる場所はスマートコントラクト、ブリッジ、ウォレット管理、周辺インフラに集中しやすいからです。脆弱性を自動で洗い出す能力が高まれば、監査や運用監視の精度を押し上げる余地があります。

参考元:axios

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