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ドラフト再建へステーブルコイン大手のテザーが1.5億ドルの支援

2026年4月17日 18:01  4月17日 18:17  Arai Yu

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Solana基盤の分散型取引プロトコル「Drift Protocol」は4月16日、テザーとパートナーから総額で最大約1.5億ドルの支援を受けると発表しました。4月初旬に発生したハッキングでは、ユーザー資産約2.957億ドルが流出していました。

支援には最大1.275億ドルの資金枠や損失補填の仕組みが含まれ、再始動後は決済通貨の中心をUSDCからUSDTへ切り替えます。

巨額支援で再開へ、損失補填は取引収益と連動

今回の支援パッケージは、テザーによる最大1.275億ドルと、他パートナーによる2,000万ドルで構成されます。Driftはこれをもとに、USDTを中心に据えた形でプロトコルを再開させる方針です。

資金の中核を占めるのが、1億ドルの「revenue-linked credit facility」です。これは、Driftの取引収益に連動して返済や補填原資を組み立てる仕組みで、被害を受けたユーザーの回復を一度に現金で埋めるのではなく、プロトコルの稼働収益を通じて段階的に穴埋めしていく設計です。

被害ユーザーには、譲渡可能な「recovery token」も発行される予定です。損失を抱えたまま再開を待つのではなく、補填請求権に近い性格を持つトークンとして保有や売却ができる形にすることで、流動性を確保しやすくします。具体的な配布率や日程は示されていません。

Driftは再始動にあたり、約12万8000人のユーザーへの対応を進めます。あわせて、2回の監査を含むセキュリティ強化策も実施するとしています。

USDCからUSDTへ切り替えるSolana DeFiの再編

今回の発表で目を引くのは、資金支援そのものだけではありません。Driftが再開後の基軸通貨をUSDCからUSDTへ切り替える点です。

DeFiプロトコルにとって、どのステーブルコインを中心に据えるかは、単なる表示通貨の変更では済みません。証拠金、決済、流動性供給、ユーザーの資金移動まで広く影響するためです。取引所でいえば、基軸通貨の変更は店内の決済インフラを入れ替えるのに近く、利用者の資金導線そのものを変えます。

DriftはSolana上の主要DeFiの一角として知られます。その再建をテザーが主導する形になったことで、Solanaエコシステム内でのUSDTの存在感は一段と強まりそうです。支援は被害対応にとどまらず、USDTを中心に流動性を再編する動きとしても受け止められます。

参考元:bitcoin.com
画像:shutterstock

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