「ブリッジ」という機能が悪用され、約1億ドル(約135億円)相当の仮想通貨が不正流出した。

すでに国内当局や法科学の専門家が、犯人特定のために動いているという。

仮想通貨の「橋」が狙われ、約135億円が盗み出される

米ハーモニーはツイッターで、同社の「ホライゾン・ブリッジ」上で約1億ドル相当の仮想通貨の盗難被害が発生したことを明かした。

「ブリッジ」は、異なるブロックチェーン間でトークンやステーブルコイン、NFTなどの資産を交換することを可能とする機能だ。

ハーモニーのチームは、今朝方ホライゾン・ブリッジ上で発生した約1億ドルの盗難を確認した。犯人を特定し盗まれた資金を回収するため、国内当局や法科学の専門家と協力を始めている。

続く

ハーモニーは続くツイートで、犯人のイーサリアム・アドレスを公開。犯人のウォレットには、99,321,793ドル(約134億円)に相当する85867ETHが残されていることが確認できる(記事執筆時)。

またハーモニーによると、ビットコインのトラストレスブリッジには影響はなく、保管されている資金と資産は「安全」だという。

なお、これはビットコインのトラストレスブリッジには影響しない。分散型金庫に保管されている資金と資産は現時点では安全だ。

さらなる取引を防ぐため、ハーモニーはホライゾン・ブリッジを停止。チームの総力を挙げて調査に取り組んでいる。

我々はまた、さらなる取引を防ぐため、取引所に通知しホライゾン・ブリッジを停止した。調査を続けるため、チームは総力を挙げて取り組んでいる。

調査を進め、より多くの情報を得ることができたら、最新状況をすべての人々に絶えず提供する。

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