仮想通貨市場は全面的に冷え込み 厳しい状況続く

今日の暗号資産(仮想通貨)相場は各通貨大きく下落する展開となり、全面安となっている。

その下落に対する反発も少なく、今後も価格を落としていくことが各通貨予想される。


そんな中通貨のランキングが、中国の北京情報センター(CCID)のブロックチェーン研究所によって発表された。

EOSがランキングトップとなり2018年6月から9ヶ月連続で1位をキープしている。

イーサリアム(ETH)は2位、ビットコイン(BTC)は15位、リップル(XRP)は20位、ビットコインキャッシュ(BCH)は28位であった。

リップル(XRP)は最高の9位をつけた3ヶ月前から連続して順位を下げている。

一方ビットコイン(BTC)は3つランクをあげている。

しかしビットコインやイーサリアムなど良い成績となった通貨も、このニュースに対して微塵も反応しておらず価格は落ち続けている。


今の相場を見ていると良いファンダメンタルズに対しても反応しないような気相場になっている。

そこでテクニカル分析から現在の相場を観察してみる。 

ビットコインは388,500円で先週から4.3%の下落、イーサリアムは116.8ドル7.1%の下落、リップルは0.316ドルで5.1%の下落、ビットコインキャッシュは27日で121.5ドルで5.6%の下落となった。

 

ビットコイン(BTC)

(出典:Trading View

 28日18時現在のビットコイン(BTC)価格は373,500円となっている。前日同時刻387,900円と比較すると3.7%の下落となっている。

昨日の週間分析の通り、ビットコインはこのまま昨年安値である35.5万円を目指して下落してくことが予想される。

下落のシナリオとしてはこのままオレンジラインまで(安値:35.5万円)下落していく可能性が高いとみている。

上昇のシナリオとしては、節目の額で反発するか、22日に起きたような急落後の大きなリバウンドに注目すると良いであろう。


28日18時現在のビットコイン(BTC)価格は373,500円となっている。前日同時刻387,900円と比較すると3.7%の下落となっている。

イーサリアム(ETH)

(出典:Trading View

 暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の価格は28日18時で108ドル(11,831円)。前日同時刻の115.9ドル(12,697円)と比較して、%の下落となった。

週間分析下落のシナリオ通り、水色ライン・赤ラインまで下落している。

下落のシナリオとしては、黒ライン(100ドル:10,955円)まで下落する可能性が考えられる。

上昇のシナリオとしてはまずは水色ラインまで上昇できるかに注目だ。

イーサリアム(ETH)の28日13時の価格は12,040円。前日同時刻比-6.4%と下落した。直近の値動きとしては、昨日27日18時にレンジ下限の12,740円を割り込み、現在に至る。

 

リップル(XRP)

(出典:Trading View

 暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格は27日16時で0.301ドル(32.98円)。前日同時刻の0.316ドル(34.62円)と比較して、4.7%の下落となった。

週間分析の通り一発でこの赤ライン・0.3(32.87円)ドルラインを明確に抜けることはなったが、今後も下落の可能性があると見ている。

下落のシナリオとしては、この長期サポートラインである赤ライン・0.3ドルラインを明確に割れるかに注目だ。

上昇のシナリオとしては現在の価格帯からどれだけ反発できるかに注目したい。

暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格は27日16時で0.301ドル(32.98円)。前日同時刻の0.316ドル(34.62円)と比較して、4.7%の下落となった。

 

ビットコインキャッシュ(BCH)

(出典:Trading View

 ビットコインキャッシュ(BCH)の28日13時の価格は12,526円。前日同時刻比−8.9%と下落した。

今後は100ドルまで価格を落とす可能性がある。

ビットコインキャッシュ(BCH)の28日13時の価格は12,526円。前日同時刻比−8.9%と下落した。直近の値動きとしては、前日27日13時にレンジ下限であった13,700円を割り込んで下落し現在に至る。