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ヴィタリック氏、仮想通貨取引所に今後2年は「生き残り優先」求める|ハック増加で防衛強化促す

2026年11月6日 20:45  2026年11月6日 20:45  Arai Yu

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イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は11月4日、暗号資産(仮想通貨)取引所やカストディアンに対し、今後2年は市場で勝つことより生き残りを優先し、防衛重視の体制を強めるべきだとの認識を示した。

同氏はインタビューで、「今後2年の主な責任は、勝つことではなく生き残ることだ。誰もが自分たちにとっての『バンカーモード』が何を意味するかを探っている」と述べた。バイナンスも主要取引所やカストディアン、機関投資家も同様の対応を進めるとの見方を示した。

その理由として、過去1年半の大規模ハッキングの多くは、スマートコントラクト自体ではなく、ユーザーインターフェースや中央集権的なインフラを狙ったものだったと説明した。セキュリティ対策では、マルチシグ(複数承認方式)による資金管理や、より厳格な承認プロセスが重要になるとの考えを示した。

同氏は、ハッキング被害が続けば規制当局が介入し、企業側により保守的な運営責任を課す可能性にも言及した。「ハッキングが問題のままであれば、規制当局が介入し、企業にもっと保守的になる責任を負わせ始めるだろう」と述べた。北朝鮮系ハッカーへの資金流出も念頭に、業界が自主的に防御水準を引き上げる必要があるとの立場を示した。

インタビューではレイヤー2にも触れ、同氏は高性能なDeFi、プライバシー、企業向け用途など、イーサリアム固有の機能を提供すべきだと述べた。バイナンスがBinance Smart Chain(現BNB Chain)を立ち上げた判断は評価した。

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