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ビットコインコア、ノード停止の脆弱性をAIが発見|Windows・macOSが対象

2026年10月30日 12:12  Arai Yu

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Bitcoin Coreは10月28日、非Linux環境のビットコインノードを停止させうる脆弱性「CVE-2026-117350」を公表し、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのノード運用者向けに修正版29.5、30.4、31.2、32.1を配布した。

影響を受けるのはWindows、macOS、BSDで稼働するノードだ。悪意あるピアがTCP urgentデータを送ると、select()を使うソケット監視処理で例外イベント経由の挙動が生じ、処理待ちデータが無制限に積み上がる。

バックプレッシャーが効かなくなり、最終的にメモリ枯渇でノードがクラッシュする。Linuxはpoll()を使うため対象外となる。

公表文書は深刻度を「Medium」とし、「本件はMedium深刻度で、容易に発見可能だ」と説明した。影響はネットワーク全体の停止ではなく、接続中の個別ノードに限られる。一方、該当環境のノードは悪意ある相手から比較的容易に停止させられる。

発見から修正までの対応は5日間で進んだ。10月23日にスパイラル(Spiral)のイライアス・ローラー(Elias Rohrer)が進めるProject LoupeのLLMスキャンで見つかり、グレゴリー・サンダースが検証して報告した。

アントワーヌ・ポワンソ(Antoine Poinsot)が10月26日に修正用PR「#36665」を提出し、同日中にマージされた。10月27日に31.2と32.1、10月28日に29.5と30.4が公開され、同日に脆弱性も公表された。

今回の脆弱性は、AIを使った自動スキャンで見つかった事例だ。Bitcoin Coreは非Linux環境のノード運用者に対し、修正版への更新を求めている。

参考元:Bitcoincore
画像:Shutterstock

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