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ビットコイン・イーサリアム・リップル急落|仮想通貨はバイナンスのハッキング疑惑で安値更新

2026年10月30日 11:28  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は急落しました。30日午前11時時点でビットコイン(BTC)は7万6837ドルで期間4.67%安、イーサリアム(ETH)は2195ドルで5.91%安、リップル(XRP)は1.21ドルで7.85%安です。

30日早朝に大手取引所バイナンスから大量の資金が流出したと伝わり、暗号資産は一斉に売られました。東京時間も米株先物の下げとともに売りが続き、BTCは9月18日以来の安値をつけています。

ビットコイン、バイナンスのハッキング疑いで7万8000ドル台に急落

ビットコイン、7万6000ドル台まで売られる

BTC/USDT 4時間足チャート

ビットコインは29日夜から買われ、30日1時台に8万1971ドルまで上げましたが、50日移動平均の手前で止まりました。5時台に流出が伝わると急落し、7万8297ドルをつけています。

6時台に7万9800ドル台まで戻したものの、8万ドルには届きませんでした。東京時間は9時すぎから下げ足を速め、10時台には7万6650ドルと9月18日以来の安値をつけています。

イーサリアム、2200ドルを割り込む

ETH/USDT 4時間足チャート

イーサリアムは29日5時台に2392ドルまで上げましたが、30日5時台の急落で2233ドルまで下げました。流出した資産にETHが多く含まれていたと報じられています。

東京時間も売りが続き、10時台には2174ドルと8月20日以来の安値をつけました。期間の下げ幅は5%を超えています。

リップル、1.20ドル近辺まで沈む

XRP/USDT 4時間足チャート

リップル(XRP)は29日5時台に1.34ドルまで上げたあと、売りに押されました。30日5時台に1.22ドル台まで下げ、東京時間の10時台には1.20ドルと8月20日以来の安値をつけています。

期間の下げ幅は7.85%と、3銘柄で最も大きくなりました。足元は1.21ドル前後で推移しています。

取引所の流出騒ぎに米株安が重なる

30日5時台、バイナンスの送金用の財布から大量の資産が新しいアドレスへ移されていることが確認され、ハッキングの疑いが伝わりました。バイナンスは調査中とし、一部の出金を一時止めています。テザーとサークルは関連するステーブルコインを凍結しました。

同じ5時台にはアマゾンの決算を受けて、ナスダック100先物も1%超下げています。東京時間もナスダック100先物は9時すぎから10時台にかけて約0.9%下げ、BTCも一緒に売られて下げ幅を広げました。

日銀の決定と月末のオプション満期に注目

本日は日銀が金融政策を決め、17時には暗号資産のオプションが月末の満期を迎えます。バイナンスが被害の範囲と利用者の資産の保全を明らかにすれば買い戻しが入りやすく、被害が大きく確定すれば売りが続く展開も考えられます。

BTCは7万6650ドルを守れるか、ETHは2174ドル、XRPは1.20ドルを保てるかが焦点です。

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