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ビットコイン・イーサリアム・リップル失速|仮想通貨はFOMC後にアルファベット決算が重し

2026年10月29日 11:40  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は失速しました。29日午前11時時点でビットコイン(BTC)は8万20ドルで期間0.42%安、イーサリアム(ETH)は2314ドルで0.88%安、リップル(XRP)は1.30ドルで1.47%安です。

FOMCの結果とウォーシュ議長の会見を受けて一時上げましたが、アルファベットの決算で米株先物が下げると押し戻されました。29日の東京時間はアジア株安も重なり、BTCは一時8万ドルを割り込んでいます。

ビットコイン、FOMC据え置きで8万1700ドル台まで上昇|ウォーシュ議長会見で米2年債利回りが低下

ビットコイン、8万ドルを一時割り込む

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは28日17時台に8万1823ドルまで上げましたが、上値は続かず、22時台には8万397ドルまで売られました。29日3時のFOMCの直後はもみ合い、会見中から買われて5時台には8万1789ドルまで上げています。

その後は再び売りに押され、東京時間は9時台の8万1300ドル台からじり安となりました。10時30分すぎに下げが速まり、11時には7万9883ドルと、8万ドルを一時割り込んでいます。

イーサリアム、2390ドル台から押し戻される

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは29日5時台に2392ドルと、24日以来の高値をつけました。FOMCのあとはBTCより上げ幅が大きくなっています。

ただ、その後は売りに押され、11時には2307ドルをつけました。高値からの下げは3%を超え、上げた分をすべて失っています。

リップル、1.30ドル台を保てず

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は28日11時台と29日5時台に1.34ドルまで上げましたが、どちらも上値を抑えられました。

29日の東京時間は売りが続き、11時には1.30ドルを割り込んでいます。24時間では2.97%安と、3銘柄で最も大きく下げました。

FOMCで上げ、IT大手の決算で押し戻される

FOMCは29日3時に政策金利の据え置きを決めました。3時30分からのウォーシュ議長の会見中に米2年債利回りが下がり、BTCも買われています。

5時に発表されたアルファベットの決算は利益が予想を下回り、株価は時間外で10%超安となりました。好決算のマイクロソフトとは明暗が分かれ、ナスダック100先物は売られています。東京時間は10時30分すぎに、前日に急伸した韓国株が3%超安に転じ、日経平均も一時マイナスとなりました。先物の下げと円高も重なり、BTCの下げが速まっています。9時から11時のBTCとナスダック100先物の相関は0.58でした。

今夜の米GDPとPCEに注目

本日21時30分に7〜9月期の米GDP速報値と9月の個人消費支出(PCE)が発表され、コアPCE物価指数の予想は前月比0.3%上昇です。物価の伸びが予想を上回れば利上げへの警戒から売られやすく、落ち着けば買い戻しが入りやすいでしょう。30日5時にはアマゾンの決算も控えています。

BTCは8万ドルを取り戻せるか、ETHは2300ドル、XRPは1.30ドルを回復できるかが焦点です。

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