暗号資産(仮想通貨)市場は上昇しました。19日午前11時時点でビットコイン(BTC)は8万2550ドルで期間1.19%高、イーサリアム(ETH)は2428ドルで横ばい、リップル(XRP)は1.31ドルで0.84%高です。
週末は取引の少ないなかで値を下げましたが、19日7時に米株先物の取引が始まると、先物の上昇とともに買われました。BTCは日本株が下げるなかでも上げ幅を広げています。
ビットコイン、8万1800ドル台まで持ち直し|AI銘柄急落でブラックマンデー警戒
ビットコイン、16日夜以来の高値をつける

BTC/USDT 1時間足チャート
ビットコインは18日、8万1000ドル台を中心に推移し、18時40分には8万2295ドルまで上げました。22時台には先物の買い持ちの手じまいが出て下げ、19日5時には8万684ドルをつけています。
7時に米株先物の取引が始まると、5分間で8万1222ドルから8万1602ドルまで上げました。日本株が下げた9時以降も上昇が続き、11時すぎには8万2600ドルと16日夜以来の高値をつけています。
イーサリアム、週末の下げを取り戻す

ETH/USDT 1時間足チャート
イーサリアムは18日6時35分に2356ドルまで急落したあと、2400ドル台前半に戻しました。19日にかけて再び売られ、4時45分には2329ドルと15日以来の安値をつけています。
その後は買いが続き、安値からの上げ幅は4%を超えました。足元は2428ドル前後と、18日0時とほぼ同じ水準です。
リップル、約1カ月ぶりの安値から値を伸ばす

XRP/USDT 1時間足チャート
リップル(XRP)は18日6時35分に1.27ドルまで下げたあと、1.30ドル前後で推移しました。19日5時には1.26ドルと、9月17日以来の安値をつけています。
7時を境に買いが強まり、11時すぎには1.31ドルまで上げました。安値からの上げ幅は5%近くに達し、18日0時の水準を上回っています。
週明けの急落懸念を米株先物の上昇が和らげる
16日の米国市場ではAI関連株が売られ、ナスダック総合指数は2.14%安、半導体株指数は3.83%安で引けました。19日は1987年に米国株が暴落したブラックマンデーから39年にあたり、週明けの急落を警戒する声も出ていました。
7時に取引が始まった米株先物は、金曜の終値を下回って始まったあと上げに転じ、ナスダック100先物は1%ほど上げています。BTCも同じ5分で上げ始めました。9時から11時までのBTCとナスダック100先物の相関は0.68で、日経平均の0.51を上回っています。日経平均はAI・半導体株の売りで一時2%超下げましたが、BTCは米株先物に沿って値を伸ばしました。
今夜の米国市場でハイテク株の動向に注目
本日22時30分に米国市場の取引が始まり、23時には10月のNAHB住宅市場指数が発表されます。金曜に売られたAI関連株に買いが戻れば暗号資産も上値を試しやすく、売りが再び強まれば週末の安値を試す展開も考えられます。20日21時30分には9月の住宅着工件数も発表されます。
BTCは8万3000ドルを回復できるか、ETHは2450ドル、XRPは1.33ドルを取り戻せるかが焦点です。
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