MEXCの利用者が9月28日、自身の口座から32万2110USDTと913万3999ONE、計約34万ドル相当が無断で出金されたとXに投稿した。MEXCの公式カスタマーサポートは、口座資産の異常な移動について初期調査を終え、対応案を提示したと返信している。出金額や手口の詳細は利用者側の説明に基づく。
利用者の説明では、9月25日3時10分(北京時間、以下同)に、本人が申請していない安全設定の変更手続きが始まり、約10分後に承認された。提出された身分証の写真や動画も本人のものではないと主張する。その後、口座のパスワードや認証設定が変更され、同日5時5分にはAPIキーが作成されたという。MEXCは同日10時55分に口座を凍結し、登録メールアドレスを元に戻したと利用者は述べている。
利用者は26日にパスワードとGoogle認証を再設定したが、安全設定の変更に伴う24時間の出金制限で、自身では資産を移せなかったという。27日4時12分にまず1USDTが出金され、その後約13分の間に複数回の出金が行われたと説明した。利用者は、凍結前に作られたAPIキーが残り、出金に使われたと主張している。
MEXCの公式サポートは28日、専任チームを設置し、口座状況と損失への対応を進めると述べた。その後、初期調査を終えて対応案を示したと返信し、以後は登録メールで個別に連絡するとしている。利用者は同社に対し、関連ログの保全、審査やAPI・出金経路に関する書面での説明、資産の返還を求めた。
MEXCの公式ヘルプには、口座を凍結すると関連するAPIキーはすべて無効になると記載されている。一方、利用者は凍結前に作られたAPIキーが口座の回復後も残っていたと主張している。