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ビットコイン・イーサリアム・リップル急落|仮想通貨はトランプ氏の対イラン強硬姿勢で下落

2026年9月28日 14:52  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は9月27日から28日午後にかけて下落しました。28日午後2時38分時点でビットコイン(BTC)は8万2905ドルで期間1.33%安、イーサリアム(ETH)は2640ドルで1.82%安、XRPは1.47ドルで4.64%安です。

トランプ米大統領がイランのホルムズ海峡再開案を拒否し、軍事攻撃の再開も排除しない姿勢を示しました。週明けは原油高で追加利上げへの警戒が続き、午後には下値の目安を割り込んで売りが加速しています。

ビットコイン、8万3000ドル台まで下落|トランプ氏、イランのホルムズ再開案拒否で中東リスク再燃

ビットコイン、安値を割り込み8万2000ドル台へ

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインは週末の27日22時30分に8万5159ドルまで上げましたが、28日朝から売りに押されました。9時20分に8万4999ドルまで戻したあと下げ足を速め、14時35分に8万2891ドルまで下げています。

14時23分には25日の安値8万3183ドルを割り込みました。直前の5分足では成行の売りが1799BTCと、13時台の平均の15倍に膨らんでいます。建玉はこの局面で0.35%減っており、買い持ちの損切りが重なった形です。4時間足では20期間移動平均を1.6%下回っています。

イーサリアム、2600ドル台まで下落

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは27日17時30分の2724ドルから、28日14時30分に2639ドルまで下げました。週末の高値からは3.1%安です。

4時間足では20期間移動平均の2691ドルを1.9%下回っています。200期間移動平均はまだ4%余り下にあり、上昇の形そのものは残っています。

リップル、週末から先に崩れる

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は期間の下げ幅が4.64%と3銘柄で最大です。27日0時台の1.55ドルを高値に、28日14時30分には1.47ドルまで下げています。

週末のうちに1.84%下げていたところへ、月曜にも2.86%の下げが重なりました。同じ週末にBTCは0.63%上げていたので、差は週末からついています。4時間足では20期間移動平均の1.54ドルを4.3%下回り、3銘柄で最も離れています。

原油高と利上げ警戒、午後は損切りが連鎖

トランプ大統領は日本時間27日未明、7日間でホルムズ海峡を再開するというイランの提案を拒否しました。現地時間27日には今週の協議再開に触れる一方、軍事攻撃の再開も排除していません。28日7時に原油先物の取引が始まるとブレントは1.6%高の106ドル台をつけ、BTCも同じ時刻から下げました。

原油高はインフレ懸念を通じて、10月の追加利上げ確率を66%の高さにとどめています。利回りを生まない資産が売られ、金も午前に1.1%下げました。14時台の下げは性質が異なり、ナスダック先物や原油がほぼ動かないなか、25日安値の割り込みをきっかけに暗号資産だけが売られています。

今後の展望はPCEと雇用統計、米イラン協議

今週は30日21時30分に8月のPCE物価指数、10月2日21時30分に9月の米雇用統計が出ます。コアPCEの前年比は3.4%の予想で、上振れなら利上げ観測がさらに強まり、下振れなら買い直しが入りやすくなります。今週予定の米イラン協議が進めば、原油安を通じて追い風です。

目先はBTCが24日安値の8万2875ドル、ETHが2600ドル、XRPが1.45ドルを守れるかが焦点です。10月2日には22億ドル規模のオプション満期も控えます。

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