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メタプラネット、株価217円へ急反落|BTC6万4000ドル割れに連れ安、決算前に持ち高調整

2026年8月12日 11:38  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は8月12日、16円安の217円まで下落し、マイナス6.87%と急反落しました。8月10日にプラス5.91%と急伸した反動に、ビットコイン(BTC)の6万4000ドル割れが重なり、同社株は大きく水準を切り下げました。日経平均が横ばいのなかでの下落で、今回は市場全体の地合いではなくBTCと個別要因が主導しています。

月曜の株高を支えたリスクオンの流れは一巡し、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.90倍から0.86倍へ低下、1倍割れ解消をうかがう動きは後退しました。8月13日の決算発表を前にした持ち高調整も、上値を抑える一因とみられます。

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当日の値動き

8月12日は225円で寄り付いた後、前場を通じて売りに押され、安値216円まで下落しました。前引け前の時点で217円と安値圏にあり、出来高は810万株となっています。8月10日は233円で引けてプラス5.91%と急伸していましたが、11日の山の日による休場を挟み、12日は急落に転じました。この日時点で新たな適時開示は出ておらず、下げはBTC安と決算を控えた持ち高調整によるものとみられます。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、8月5日の212円を安値に反発し8月10日には236円まで上昇しましたが、8月12日は216円まで急反落し、直近の上げ幅を消しました。戻りを試した後に25日移動平均線を再び下回り、下降トレンドに引き戻されています。3カ月リターンはマイナス29.8%、1年リターンはマイナス77.7%と中長期の低迷が続きます。下値のめどは8月5日安値の210円、年初来安値192円が意識されます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、12日の寄り付き225円から売りが優勢となり、216円まで下げました。上値のレジスタンスは本日高値の226円および8月10日高値の236円、下値のサポートは本日安値の216円です。216円を割り込むと8月5日安値の210円が視野に入る一方、226円を回復できれば下げ渋りとなります。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは6月30日の2823枚で、それ以降は保有量を据え置いています。円建てBTC価格が1015万円台へ下げたことで、Bitcoin NAV(評価額)は4365億円、未実現損益はマイナス2228億円(マイナス33.8%)と、8月10日のマイナス2158億円から含み損が拡大しました。

EV mNAVは0.86倍と、8月10日の0.90倍から低下し、1倍割れ解消をうかがう動きは後退しました。時価総額2780億円・企業価値3751億円がBitcoin NAV4365億円を下回る「保有BTC価値を下回る評価」が続いています。mNAVが1倍を下回る間は新株発行によるBTC買い増しが機能しにくく、6月30日以降、買い増しが止まっている点は変わりません。

今後の株価の焦点

短期は、本日安値の216円および8月5日安値の210円が下値サポート、本日高値の226円から8月10日高値の236円が上値のレジスタンスとなります。210円を割り込むと年初来安値192円が意識される一方、BTCが6万4000ドルを回復すれば下げ渋りが期待されます。

当面の最大の焦点は、8月13日の決算発表です。あわせて、6万4000ドルを割り込んだBTCの値動き、12日夜の米CPIを受けた利下げ観測、mNAVの1倍回復と買い増し再開の有無が、株価の方向を左右するとみられます。