メタプラネット(3350)は9月24日午前11時時点で290円と、前営業日終値243円から47円高の19.34%高となっています。東証は19日から23日まで休場で、18日以来6日ぶりの取引です。
この間にBTC(ビットコイン)は22日午前5時台に8万7396ドルと8カ月ぶりの高値をつけました。会社側の開示は18日以降ゼロで、休場中の値上がりをまとめて織り込んだ動きです。
当日の値動き

280円で寄り付き、9時20分に当日安値の278円をつけたあとは上値を切り上げました。その後は294円まで買われました。
出来高は11時の時点で3390万株、前引けまでに3619万株と、前営業日1日分の4101万株に迫っています。リミックスポイントが5.63%高、CAICA DIGITALが4.62%高と、休場明けの買いは暗号資産関連の全体に及んでいます。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
5日移動平均242.8円と75日移動平均243.8円に加え、25日移動平均272.6円もまとめて上抜けました。PBRは1.14倍で、16日の0.88倍から1倍を回復しています。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
寄り付き直後の278円が当日安値、9時43分と10時25分の294円が高値です。9時台につけた高値を10時台も維持しており、上値の重さは出ていません。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
上げをつくったのはBTCそのものです。18日の東証大引けから円建てのBTC価格は9.02%上昇しましたが、うち円安による分は7%にすぎず、残りはドル建てで8.31%上げた分です。ドル円が上昇の48%を占めた18日とは中身が入れ替わりました。株価の19.34%高は、円建てBTCの2.1倍にあたります。
Bitcoin NAV(評価額)は5690億円となり、未実現損益はマイナス903億円(マイナス13.7%)と、18日のマイナス1371億円(マイナス20.8%)から468億円縮みました。1株あたりNAV(希薄化前)は417.06円へ回復し、株価290円はその0.70倍です。会計上の純資産は上回った一方、保有するBTCの評価額には届いていません。
今後の株価の焦点
重しは金利です。米国の9月PMIが58.4と2021年7月以来の高水準となり、10年債利回りは一時5.135%と2007年7月以来の水準へ上昇しました。10月の追加利上げ確率は約53%から約70%へ上がり、BTCは24時間で2.6%安と足元では下げています。今日の株高は休場中の値上がりを反映したもので、現在のBTCの方向とは逆を向いています。
日銀も18日に1.25%へ利上げしており、日米がそろって引き締めに動くなかで円安が続くかが円建てのNAVを左右します。25日午後5時にはデリビットで154億ドル規模の四半期オプション満期があり、マックスペインは7万6000ドルと現在値を下回ります。上値メドは9月4日の高値315円、下値メドは上抜けたばかりの25日移動平均272.6円です。
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