6月23日のメタプラネット(3350)は前場を前日比10円安の235円と反落して折り返しました。前日6月22日に+4.26%の245円と急騰した分をそっくり吐き出し、6月19日終値と同じ235円に戻った格好です。
日経平均株価は最高値を更新した後の利益確定で0.90%安と反落しました。ビットコイン(BTC)も一時6万5600ドル台へ反発したものの「不審な上昇」と警戒され、6万4000ドル台へ失速しています。地合いの過熱感が後退するなか、高ベータのメタプラ株が下げ幅を広げました。
ビットコイン、一時6万5600ドルへ反発も「不審な上昇」と警戒され6万4000ドル台へ
当日の値動き

前日6月22日は終値245円と、前場の上げからさらに買われて引けていました。6月23日は242円とやや安く寄り付き、上値は重く高値243円・安値235円のレンジで推移し、前引けも235円どまりです。
前場の売買高は590万株、私設取引(PTS)では235円台です。日経平均が最高値後に反落するなか、前日の急騰分に利益確定売りがかさみ、6月19日からの上昇局面はいったん一巡しました。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、6月19日の235円から6月22日に245円まで上昇した後、6月23日は再び235円まで押し戻され、直近の値幅の下限に戻りました。当面の下値は235円、それを割り込むと6月18日終値の232円、さらに6月11日の52週安値220円が支持帯です。
上値は本日高値の243円、その上は6月22日高値の245円・6月18日高値の246円が戻り売りの目安となります。235〜245円のレンジ内での往来が続いています。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、6月23日の寄り付き242円から上値を伸ばせず、高値243円をつけたあとは安値235円まで売られ、前引けにかけても安値圏で推移しています。
短期的には235円が直近の下支え、上値は243円が戻りの抵抗です。前日の急騰の反動で上値の重い展開となっており、235円を維持できるかが下げ止まりの目安となります。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。BTC価格は本記事執筆時点で約6万4000ドルです。Bitcoin NAV(純資産価値)は4161億円で、未実現損益は-2072億円(-33.2%)です。
EV mNAVは0.87倍で、1倍割れが続いています。時価総額は3008億円、企業価値(EV)は3623億円です。1株あたりNAV(希薄化前)は325.13円で、株価235円はこれを下回っています。なお負債残高は480億円、優先株残高は236億円です。
今後の株価の焦点
短期的には、235円を維持して下げ止まれるかが焦点です。割り込めば6月18日終値の232円、さらに52週安値220円が下値の目安となり、上値は243円・245円が戻りのメドです。
BTCは6万6000ドルを天井とみる懐疑や、過去最大規模のETF流出という需給の重しを抱え、戻りの持続力が問われています。あわせて、6月24日のマイクロン決算や木曜の米コアPCEといった、リスク資産全体の地合いを左右する材料も控えています。いずれもメタプラ株とBTCの方向を見極める手掛かりとなりそうです。
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