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メタプラネット、日経平均急落のなか株価240円へ反発|半導体株波乱でBTCに資金回帰の兆し

2026年6月8日 12:47  Arai Yu

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6月8日の東京株式市場で、メタプラネット(3350)は前引け時点で前日比5円高(+2.13%)の240円と反発しました。米半導体株の波乱を受けて日経平均株価が一時3000円超下落し、前引けは前日比2547円安(-3.83%)と急落するなか、メタプラ株は逆行高で底堅さを示しました。

前週末6月5日に52週安値235円を更新したばかりで、ビットコイン(BTC)が6万3000ドル台で下げ止まったことが支えとなりました。これまでBTCから資金を吸い上げてきたAI・半導体株の調整が、相対的にメタプラの逆行高を後押しした面もあります。

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当日の値動き

6月8日は240円で寄り付いた後、前場で高値245円まで上昇し、安値236円、前引けは240円で着地しました。前場のみの売買高は1580万株となっています。

前週末6月5日は244円で始まり、高値259円をつけたあと安値235円・終値235円(前日比-4.47%、出来高2693万株)と52週安値を更新して引けており、6月8日はその安値圏から切り返した格好です。

日経平均が急落する地合いのなかで安値236円を割り込まずに踏みとどまった点は、目先の底堅さを示すものとして注目されます。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では5月下旬の300円台から下値を切り下げる下降トレンドが続き、6月5日に52週安値235円をつけて短期的な売られ過ぎ感が強まっていました。各移動平均線は上値に控えて下向きで、戻り売り圧力が残る形状です。

もっとも、6月8日に安値235円を割り込まずに反発したことで、目先は235円が下値の節目として意識されやすくなりました。本格的な底入れには、まず250円台の回復と、その上の267円・295円水準の奪回が確認材料となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月5日安値235円から切り返したあと、6月8日の寄り付き240円を起点に高値245円まで戻りを試しました。前場は236〜245円の狭いレンジで推移し、短期的には236円近辺が下支え、上値は245円がレジスタンスとして機能しています。

日経平均の急落にもかかわらず下値を切り下げなかったことから、245円を明確に上抜けるかどうかが後場以降の戻りの強弱を測る目安となりそうです。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。Bitcoin NAV(純資産価値)は4066億円で、未実現損益は-2167億円(-34.8%)と含み損を抱えています。

一方で時価総額は3072億円、企業価値(EV)は3687億円で、EV mNAVは0.91倍と前週末の0.95倍からさらに低下し、1倍割れが続いています。1株あたりNAV(希薄化前)は317.71円で、株価240円はこれを大きく下回る水準にあり、保有BTC価値に対して株価が割安に評価されている状態が一段と強まっています。

今後の株価の焦点

短期的には、6月5日の52週安値235円が下値サポートとして機能するかが最大の焦点です。上値は前場高値の245円、その先は250円・267円が戻りのメドとなります。

日経平均が急落するなかでの逆行高が一過性で終わるか、BTC相場の下げ止まりとともに反発が続くかが当面のカギです。

ETF流出やMSTRの売却観測を背景としたBTCの値動き、半導体・AI株からの資金回帰の有無、そしてmNAV1倍割れの割安感が買い戻しを呼び込むかが、今後の株価方向を左右するとみられます。

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