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ステーブルコイン大手テザー、金裏付けVisaカードを発表|ゴールドを日常決済に接続

2026年6月4日 20:02  Arai Yu

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Tetherは6月3日、デジタル資産企業Fassetと提携し、金裏付けのネオバンキングVisaカードを発表しました。発表では、このカードを「世界初のgold-backed neobanking Visa card」と位置付けています。

Visa加盟店で米ドル建ての支払いに使え、適格取引では最大6%のキャッシュバックをTether Gold(XAUT)で受け取れます。トークン化された金を保有資産にとどめず、日常の決済体験に結びつける動きとして受け止められています。

Visa加盟店で使える設計がXAUTの使い道を広げる

今回のカードは、Visaネットワーク上で利用できる点が特徴です。利用者は加盟店で米ドルを支出でき、暗号資産(仮想通貨)やトークン化資産に直接対応していない店舗でも、既存の決済網を通じて使える形になります。

報酬面では、適格取引に対して段階制のキャッシュバックを設け、最大6%をXAU₮で還元します。支払いは法定通貨ベースで行い、リワードは金連動トークンで受け取る構図で、日常のカード利用とトークン化資産の保有を一つの導線にまとめた設計です。

1 XAU₮が1トロイオンスの金に連動し、決済サービスに組み込まれた意味

XAU₮は、1トークンが1トロイオンスの物理的な金に1対1で裏付けられたトークンです。裏付け資産の金はLBMA基準に沿った金塊で構成されており、Tetherはこの特性を前面に出してカードの報酬設計に組み込みました。

これまでトークン化された金は、主に保有や送金の文脈で語られることが多く、日常の支払いと直接結びつく場面は限られていました。今回は、Visaの既存インフラを使って米ドル支出を可能にしつつ、利用者への還元をXAU₮で行うことで、金連動トークンを実際の消費行動に接続した形です。

TetherとFassetの協業は、トークン化資産を金融商品の枠内に置くだけでなく、決済サービスの中に組み込む試みとして位置付けられます。公式発表で示された情報は限定的ですが、物理金に裏付けられたXAU₮が、カード決済の報酬として流通する具体像が初めて示されました。

参考元:ibsintelligence

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