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米CME、仮想通貨先物を24時間取引に拡大|初週末の出来高は約80億円

2026年6月2日 18:59  6月2日 19:16  Arai Yu

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米CMEグループは5月29日午後4時から、ビットコインやイーサリアムを含む暗号資産(仮想通貨)先物・オプションの24時間7日取引を開始しました。対象商品は同社の電子取引基盤『Globex』で扱われ、週末をまたいだ継続売買が可能になりました。開始後最初の週末には7200契約超が成立し、想定元本は約5,000万ドル、日本円換算で約80億円に達しました。

CMEは6月1日付の発表で、今回の取引拡大が規制下にあるデリバティブ市場と、24時間動き続ける暗号資産市場との時間差を埋める措置だと位置付けました。機関投資家が使う先物市場でも、土日を含めて価格変動に対応できる体制が整いました。

週末も売買できる仕組みが機関投資家の取引時間を変えた

新たな取引体制では、月曜から金曜の午後4時から4時2分までと、土曜午前2時から4時までのメンテナンス時間を除き、ほぼ連続で売買できます。週末や祝日に成立した取引は、その場で売買自体は成立する一方、清算や決済、報告は翌営業日付で処理されます。

暗号資産の現物市場はもともと24時間365日動いていますが、規制された先物市場には取引停止時間がありました。このずれは、週末に現物価格が大きく動いたあと、先物市場の再開時に価格差として表れやすく、市場では『CMEギャップ』として意識されてきました。今回の24時間化で、その時間差は大きく縮小します。

初週末に記録した7200契約超、約5,000万ドルの出来高は、制度変更直後から一定の需要があったことを示しました。契約の内訳や日次ベースの詳細は公表されていませんが、少なくとも週末に規制市場でヘッジやポジション調整を行いたい参加者が存在することは数字で確認された格好です。

参考元:cme公式
画像:shutterstock

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