CoinPartner

【完全無料】業界最大級の仮想通貨オンラインサロン

詳細はこちら

ビットコイン、7万2000ドル近辺へ上伸、イラン情勢の緩和期待が仮想通貨相場を押し上げ 

2026年4月8日 09:19  4月8日 10:08  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

ビットコイン(BTC)は足元で7万2150ドル前後まで上昇しており、24時間ベースでは5%超の上昇となっています。

7日は6万8992ドル近辺で推移していましたが、その後はイラン情勢を巡る緊張緩和への期待が強まり、相場は一段高となりました 。

今回の値動きで市場が最も意識したのは、停戦期待の浮上によってリスク回避が後退したことです 。

値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート

基準時刻ベースで見ると、BTCは直近24時間で6万8266ドルまで下げた後、6万9588ドルまで戻す流れとなっていました。

イランを巡る停戦協議報道でリスク選好が強まり、BTCは6万9000ドル台を回復し、さらに停戦表明後には7万1720ドルまで上値を伸ばしました 。

短期的に意識された価格帯は、下では6万8300〜6万8800ドル、上では6万9900〜7万350ドルでした。実際、この上値帯を超えたあとに買い戻しが加速し、現在は7万2000ドル近辺まで値位置を切り上げています 。

相場を動かした背景

イラン停戦期待でBTC反発、7万1720ドルまで上昇

今回の主因は、イラン情勢の緩和期待です。まず、パキスタン経由の2週間停戦案をイラン側が前向きに検討しているとの報道を受け、米株とBTCがそろって持ち直しました。

さらに、トランプ氏が4月8日にイランとの2週間の停戦を表明したと伝わると、BTCは発表後に約3%上昇し、7万1720ドルの高値を付けました。中東情勢を巡る不透明感で抑えられていたリスク資産に買い戻しが入り、その受け皿としてBTCが強く反応したとみられます 。

米現物BTC ETFに4.71億ドル流入、BTC下支えか

現物需給の面では、米現物BTC ETFへの資金流入が下値を支えた可能性があります。確認できたデータでは、4月6日の米現物BTC ETF純流入額は4億7100万ドルで、2月25日以来の大きさとなりました。

相場が地政学リスクに振られやすい局面でも、現物ETFへの買いが残っていたことで、BTCは7万ドル手前での底堅さを維持しやすかったと考えられます。

ジェファーソンFRB副議長、雇用下振れとインフレ上振れに言及

一方で、マクロ面では強気一辺倒ではありません。ジェファーソンFRB副議長は、雇用には下振れリスク、インフレには上振れリスクがあると述べ、原油高と中東情勢が政策判断を難しくしているとの見方を示しました。

現行の政策金利は適切との認識も維持しており、BTCの上昇局面でも、金利見通しの面ではなお慎重な空気が残っています。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

日足チャート分析

4月7日の日足では、BTCは6万8854ドル近辺で、20日移動平均線(6万8557ドル)と50日移動平均線(6万8648ドル)を上回っていました。

短期的には地合いの改善が見られる一方、100日移動平均線(7万6483ドル)と200日移動平均線(8万9155ドル)はまだ上方にあり、中長期では戻り売りが出やすい構図です。

ボリンジャーバンド上限は7万2029ドルで、足元のライブ価格はこの水準に接近、あるいは一時的に上抜ける場面が出ています 。中長期の上値メドはまず7万2000ドル台前半、その上では7万6000ドル近辺、下値メドは6万8500ドル前後と6万5000ドル台です。

4時間足チャート分析

4時間足では、基準時点の終値が6万8854ドル、20本移動平均線(6万7896ドル)と50本移動平均線(6万7541ドル)を上回っており、反発基調が確認できていました。

一方で、200本移動平均線(6万9442ドル)は当時の上値抵抗として意識される位置にありました。

その後の停戦期待でこのゾーンを上抜いたことで、押し目買いが入りやすい地合いに変化したとみられます。中期的には、再び6万9400ドル前後を維持できるかが押し目形成の分岐点となり、上値では7万1500ドル前後が次の攻防ラインになりそうです。

1時間足チャート分析

1時間足では、基準時点の終値は6万8811ドルで、50本移動平均線(6万8255ドル)や100本移動平均線(6万7601ドル)を上回っていましたが、20本移動平均線(6万9473ドル)の下で推移していました。つまり、短期的には反発途中で上値を試す局面にあったといえます。

転換線は6万9581ドル、基準線は6万8849ドルで、当日の短期トレーダーはまず6万9500ドル前後を明確に超えられるかを見ていたはずです。足元では相場が7万2000ドル近辺まで持ち上がったため、短期のサポートは7万1500ドル前後、その下では6万9900〜7万350ドル、レジスタンスは7万2180ドル近辺の直近高値が意識されます 。

デリバティブ動向

OI・清算動向

デリバティブ市場では、BTC価格が7万1500ドル前後まで上昇するなか、24時間の先物出来高は約722.8億ドル、建玉は約506.8億ドルでした。清算額は24時間で約1.7178億ドルに達し、内訳はショート約1.4491億ドル、ロング約2688万ドルで、明確にショート清算が優勢でした。

12時間ベースでもショート清算が大きく、今回の反発は現物の買いだけでなく、踏み上げが上昇を加速させた可能性があります。短期トレードでは、上昇局面でさらにショートが積み上がるか、それとも一巡して値動きが落ち着くかを見極めたいところです。

注目清算ライン

既存のレンジ感からみると、まず7万1500ドル前後は上方向の清算を誘発しやすい価格帯として機能していたと考えられます。

ここを超えたことで買い戻しが連鎖し、7万2000ドル台への上振れが起きやすくなりました。逆に短期で押し戻される場合は、7万ドル前後を割り込むと過熱感の巻き戻しが入りやすく、値幅が出やすくなる点には注意が必要です。

ETF動向

ETF需給は引き続き下支え材料です。確認できた範囲では、米現物BTC ETFは単日で4億7100万ドルの純流入となり、弱い現物需要や大口売りをある程度吸収していました。

今回の急伸そのものはイラン情勢の変化が主因とみられますが、もともとETFフローが悪化していなかったことで、地政学リスク後退の局面でBTCが素直に上へ反応しやすい土台があったといえます。

本日のデイトレ注目材料

本日の最大の注目は、中東情勢のヘッドラインが引き続き出るかどうかです。停戦期待が相場を押し上げたぶん、関連報道が否定されたり後退したりした場合には、BTCが急速に押し戻される可能性があります 。

また、4月8日 14:00にFOMC議事要旨、にウォラーFRB理事講演が予定されています。短期市場では、地政学リスクと金融政策の両方をにらむ展開が続きそうです。

上方向の焦点価格は、まず7万2180ドル近辺の直近高値、その上では7万3000ドルです 。下方向では、7万1500ドル前後を保てるかが初動の確認ポイントとなり、割り込む場合は7万ドル前後、さらに6万9900〜7万350ドルの再テストに注意が必要です 。

まとめ

きょうのBTC相場は、イラン情勢の緩和期待をきっかけに、6万9000ドル近辺から7万2000ドル近辺まで一気に値位置を切り上げたことが最大のポイントです 。

もっとも、背景にはETFの下支えとショート清算の加速が重なっており、地政学ヘッドラインが変化すれば値動きも速くなりやすい局面です。短期では7万1500ドルを維持できるかを確認しながら、次の材料に備えたいところです。

MEXC キャンペーン

取引手数料無料で始めるなら MEXC

3,000種類以上の銘柄に対応、最大500倍レバレッジの仮想通貨取引所

  • 取引手数料無料
  • 取扱銘柄3,000種類以上
  • 最大レバレッジ500倍