2026年4月6日の東京株式市場において、メタプラネット(3350)の株価は11:30時点で前日比+1.0%の301円で底堅く推移しています。週末にビットコイン(BTC)が6万9000ドルを突破し前日比+2.86%の急騰をしました。
JPX(日本取引所グループ)によるTOPIX新規組み入れ見送り方針という逆風も重なる中、BTC急騰の恩恵が株価に十分に波及するかが注目されます。
BTC価格6万9000ドル台上昇、イラン情勢緊迫化で仮想通貨反発
当日の値動き

週明け4月6日のメタプラネット株は、前週末の終値298円からギャップアップとなる305円で取引を開始しました。
寄り付き直後には一時308円まで上昇する場面も見られましたが、その後は戻り売りに押され、安値298円まで下押ししています。
11:30時点での出来高は約912万株と活況を呈しており、BTC急騰への期待感から買いが先行したものの、上値では利益確定売りが続く展開となっています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足チャートを確認すると、株価は短期のハル移動平均線(HMA)を辛うじて維持しており、下値でのサポートが機能している状態です。4月2日に記録した直近高値313円からの調整局面にあるものの、週末のBTC急騰を受けて下落圧力は減少傾向にあるとみられます。
現状は日足一目均衡表の雲下限や長期HMAが意識される水準にあり、これらの抵抗帯を明確に上抜けることができるかが、短中期的なトレンド転換の鍵となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足チャートでは、寄り付きの急上昇後に一目均衡表の雲に上値を抑えられる展開となっています。しかし、中期HMAを明確に下抜けていないことから、短期的な上昇トレンドは維持されていると判断できそうです。
目先は298円付近が強固なサポートラインとして機能しており、ここを下割れせずに反発できれば、再び雲の上抜けを試す展開が視野に入ります。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
同社の4月2日発表時点でのBTC保有量は4万177 BTCで、累計平均取得単価は1551万5598円、総取得コストは6233億7000万円です。
4月6日11:30時点のBTC価格は約1104万円で、BTC保有総額の時価は約4436億円となり、未実現損益は約-1798億円(-28.8%)と、前週末比で含み損が縮小しています。
mNAVは推定0.87倍前後と依然として1倍を下回っており、1株当たりBTC NAVの約347円に対して現在の株価301円はディスカウント評価の状態が続いています。
今後の株価の焦点
目先の株価は、下値サポートとなる298円付近を維持できるか、上値レジスタンスの308〜313円帯を突破できるかが焦点となります。
BTC価格は6万9000ドル突破後に7万ドルの壁に差し掛かっており、この水準を明確に上抜けられるかが次の試金石となります。
一方、JPXがBTC主体企業のTOPIX新規組み入れを見送る方針を発表したことは、機関投資家マネーの流入を抑制する要因として意識されており、BTC急騰の株価への波及効果を見極める必要があります。
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