2026年3月25日、メタプラネット(3350)は、前日終値309円から+3.5%となる320円まで上昇しました。
同日午前11時38分、同社の公式Xアカウントが株主限定の新サービス「メタプラネットカード」を発表。カード利用金額の1.6%相当をビットコイン(BTC)で還元するという内容が株主から好感され、午後にかけて買いが膨らむ展開となりました。
メタプラネット、株主限定のビットコイン還元カード開始へ|利用額の1.6%相当を付与
当日の値動き

3月24日(月)は、始値322円から始まったものの、マクロ環境の重さ(S&P500が-0.37%、ドル円158.39円)を受けて売りが先行し、終値は309円まで下落しました。出来高は2185万株と高水準でした。
本日は、前日終値を下回る308円で寄り付いた後、午前9時に安値307円をつけました。
しかし、午前11時38分の「メタプラネットカード」発表を境に地合いが一変。午後1時40分には高値321円まで上昇し、13時59分時点では320円で推移しています。出来高は1861万株に達しており、活況な商いとなっています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、3月に入ってから300円台前半での値固めが続いており、下値サポートとして機能しています。24日の下落で一時308円台まで押し込まれましたが、25日の反発によって短期的な底打ちが確認される形となりました。
25日移動平均線が上値として意識されており、これを明確に上抜けることができれば、トレンド転換のシグナルとなるとみられます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、25日の午前中は307〜310円のレンジで小動きが続いていました。午前11時台の「メタプラネットカード」発表後に出来高を伴った陽線が連続し、310円付近のレジスタンスを上抜けました。
その後は320円台を維持しており、短期的な上昇モメンタムが継続しています。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットの最新のビットコイン保有量は3万5102 BTCで、BTC NAV(純資産価値)は約24.9億ドルとなっています。mNAVは0.95倍と、株価が純資産価値をわずかに下回る水準にあります。
未実現損益は-12.9億ドル(-34.1%)とマイナス圏にありますが、BTC価格が7万ドル台で安定していることが株価の下支えとして機能しているとみられます。
今後の株価の焦点
短期的な下値サポートは307〜308円、上値レジスタンスは直近高値の321〜322円が意識されます。
今後の注目材料は、この夏に開始予定の「メタプラネットカード」の詳細(発行ブランド・株主資格要件・還元タイミングなど)の続報です。また、3月16日に発表された2.55億ドルの資金調達によるBTC追加購入の動向も、株価の上値を左右する重要な材料となります。
BTC価格が7万ドル台を維持できるかどうかも、引き続き株価の方向性を決める鍵となります。
