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メタプラネット、株主限定のビットコイン還元カード開始へ|利用額の1.6%相当を付与

2026年3月25日 14:56  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

メタプラネットは3月25日、株主限定の『メタプラネットカード』を2026年夏に開始すると発表しました。カード利用金額の1.6%相当をビットコイン(BTC)で還元する内容で、同社のビットコイン戦略が企業保有にとどまらず、株主の日常決済にまで広がる可能性を示す動きです。

発表は、横浜市のぴあアリーナMMで開催された第27期定時株主総会当日に行われました。同日付の公式X投稿でも、同社は「株主さま限定!カード利用金額の1.6%相当をBTCに還元。メタプラネットカード、この夏開始。毎日の決済を、ビットコインと日本の未来へ。」と告知しています。

株主限定で利用額の1.6%相当をビットコイン還元

今回明らかになったのは、株主向けに専用カードを提供し、日々の買い物やサービス利用の決済額に応じてBTCを還元する枠組みです。還元率は1.6%で、現金や一般的なポイントではなく、ビットコインで受け取れる点が特徴です。

暗号資産(仮想通貨)への接点は、これまで取引所での購入や送金といった能動的な行動が中心でした。これに対し、カード還元型の仕組みは、日常消費を通じて少額ずつBTCを積み上げられる導線になります。株主にとっては、投資対象として同社株を保有するだけでなく、生活の中でビットコインを受け取る機会が増えることになります。

メタプラネットはこれまで、ビットコインを財務戦略の中核に据える企業として市場で認識されてきました。今回のカード発表は、その取り組みを企業のバランスシート上の保有から、株主の利用体験へと広げるものとみられます。

株主総会当日の発表で、株主還元とビットコイン戦略を訴求

発表のタイミングが株主総会当日だった点も重要です。株主総会は、企業が経営方針や成長戦略を株主に直接示す場です。その日に株主限定サービスとして打ち出したことで、同社が株主還元とビットコイン戦略を結び付けて訴求する姿勢がより明確になりました。

株主限定としたことで、カードは不特定多数向けの決済サービスではなく、株主コミュニティーを対象にした特典設計の色合いが強くなっています。株式保有と日常利用をつなぐ仕組みは、企業と個人株主の接点を増やす施策としても位置付けられます。

一方で、現時点で公表されている情報は限定的です。年会費の有無、還元額の上限、対象となる利用範囲、提携するカードブランドや発行会社、BTCの受け取り方法、株主としての具体的な利用条件などは明らかになっていません。サービスの実際の使い勝手や普及余地は、今後の詳細発表に左右される見通しです。

画像:shutterstock

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