POLとは?
POL(旧MATIC)は、Polygon PoSおよびPolygon 2.0エコシステムのネイティブERC‑20トークンです。
トランザクションのガス代支払い、ネットワークのバリデーターによるステーキング、コミュニティ・ガバナンス参加など多重の役割を担っています。
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POLの特徴
- ガストークンとしての役割:Polygon PoS上でのすべてのトランザクションやdAppの利用に必須 。
- セキュリティとステーキング:POLをステークすることでバリデーターが報酬を受け取り、ネットワークの安全性を維持できます。
- ガバナンス機能:Polygon Improvement Proposals(PIP)の採用など、トークンホルダーがエコシステムの意思決定に関与します。
- エコシステム支援:エミッションモデルを通じて、コミュニティ・プロジェクトに資金を配布 。
- マルチL2チェーン対応:Polygon 2.0では各種L2ソリューションを統合するガバナンス&価値レイヤーとして機能します。
POLの歴史と注目のプロジェクト
- トークン移行:2023年以降、MATICトークンのPOLへの移行(PIP‑17/18/19)が進行しました。Amoyテストネットでの展開は2024年7月に開始されました。
- Polygon 2.0発表:2023年6月にPolygon Labsが2.0構想を発表。ゾーン・インターチェーンを意識したアグリゲーションレイヤーなどが導入されました。
- NFT/大手提携:2022‑2023年には複数企業(Starbucks、Mastercardなど)との提携や、Polygonを使ったNFTプロジェクトが話題になりました。
- コミュニティ・トレジャリー設立:2024年1月に約7.2億ドル相当の資金がコミュニティ支援に向けて確保されました。
- バリデーター・エミッション管理:GitHubではPIP‑17関連のコントラクト(Emission Manager・Migration含む)が公開されました。
POLの過去の主要な価格変動と関連する出来事
2023〜2024年:生成と再構築期
2023年10月30日:MATICからPOLへ移行
正式にトークン名がMATICからPOLへリブランドされ、新たなガバナンスとマルチレイヤー構造を指すトークンとして定義されました。
2023年12月3日:過去最高値を記録
POLは過去最高値(ATH)約1.29USDを記録、Polygon 2.0の構想や高度なZK技術への期待が価格に強く影響しました。
2024年:調整とコミュニティ主導期
2024年1月:コミュニティトレジャリー創設
POL保有者による投票を通じ、約6.4〜7.2億USDの資金が共同トレジャリーに設立され、プロジェクトへの資金配分の民主化が進行しました。
2024年2月:人員整理
Polygon Labsは経費削減の一環として60名(全体の約19%)をリストラしました。
2024年3月:ATH更新とその後の調整
3月13〜14日、POLは再びATH約1.28〜1.29USDに達するも、その後市場全体の調整により価格は横ばい〜下落傾向となりました。
2024年後半〜2025年:激動と底打ち期
2024年9月:MATIC→POLの移行完了
9月4日にMATICからPOLへ完全スワップし完全なるネイティブトークンに生まれ変わり、ユーザーによる操作は不要となりました。
2025年4月:顕著な調整
4月7日、世界的な下落に伴い最安値0.1533–0.1534USDを付けました。
2025年6月〜7月:反発と安定期待
7月時点の取引価格は約0.18–0.26USDで推移しました。
CoinGeckoによれば、7月10日のHeimdall V2アップグレード発表をきっかけに0.185–0.26USDまで反発 しました。
下図はPOLの全体チャートです。

POLの将来性
Polygon 2.0の拡張
ZK技術を活用したゼロ知識型L2連携、AggLayerによる即時クロスチェーンTX、統一ガバナンス基盤が強力な競争力があります。
エミッションと報酬設計
初期10年間は供給1%/年のステーキング報酬設計。セキュリティ+安定的インフレモデルです。
価格予測
2026年0.25USD、2030年0.49USD、2035年0.84USDの予測モデルがあります。(Gate.comなど)
まとめ
POLはMATICから進化した次世代のガストークンとして、Polygon 2.0の多層アーキテクチャ、ZK技術、クロスチェーン対応といった強力な基盤の中核を担っています。
過去の急騰・暴落を経て、現在は徐々に安定期に入りつつあり、今後はPolygonエコシステムの成長と連動して着実な価値向上が期待されます。
