ビットコインの売却急増
ビットコインの長期保有者が直近30日間で合計82万7,783BTC(約8.26兆円相当)を売却しており、市場に大きな影響を与えている。
仮想通貨アナリストのMaartuun氏は、この動きが「潜在的な市場の天井」を示している可能性があると警告し、トレーダーに対して「音楽が止まる時に備えるべきだ」と注意を促している。
市場は依然として活発だが、この急激な売却により市場心理が揺らぐ可能性が指摘されている。一部の買い手としては、MicroStrategyのマイケル・セイラー氏が149,800BTCを購入し、さらに84,193BTCがスポットETFに流入しているものの、これらは長期保有者による売却のわずか30%に過ぎないという。
一方、個人投資家の需要は今年のピークに達しており、これが市場の一時的な支えとなっていると分析されている。さらに、デリバティブ市場のビットコイン未決済建玉(OI)は612億ドルと高水準にあり、個人投資家の先物取引への関与も見られる。
この現象の背景には、長期保有者が実現利益を確定させていることがある。長期保有者の平均購入価格は約24,481ドルであり、現在の価格(約99,200ドル)から約400%の利益を得ている状況だ。
また、他のアナリストは、流動性の悪化が今後の市場の下落リスクを高める可能性があると指摘している。現在の高値更新が「流動性の減少という逆風」に直面しており、ラリーが一時的なものに終わる可能性があるとの見解が示されている。

