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イーサリアムマージで機関投資家の導入が進む可能性|バンク・オブ・アメリカの調査

2022年9月13日 07:44  2月6日 14:50  【編集長】合原和也

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今回のマージにより、イーサリアムはよりエネルギー効率が向上し、バンク・オブ・アメリカの研究者は、これにより機関投資家からの関心が高まる可能性があると述べている。

マージによって投資家や金融機関の関心を高める可能性

今週行われるイーサリアムの待望のアップグレードは、機関投資家の採用を促進するかもしれないと、バンク・オブ・アメリカの研究者は金曜日に発表した。

調査報告書の中で、米国第2位の銀行は、イーサリアムユーザーがステーク(ネットワークに資産を担保すること)できるようになることで、大口投資家の関心を高めることができると主張している。

時価総額で2番目に大きい仮想通貨であるイーサリアムは、今週中にアップグレードを完了する予定だ。

マージとして知られるこのアップグレードにより、イーサリアムはproof-of-workのブロックチェーンからproof-of-stakeのブロックチェーンに移行する。

これにより、採掘者は排除され、代わりにバリデーター(イーサリアムを「ステーク」する人々)がネットワークの安全性と稼働を維持するために使われる

イーサリアム財団によれば、このアップグレードによってイーサリアムのエネルギー効率は「99%向上」するという。

また、バンク・オブ・アメリカの研究者は、このことが金融機関の関心を高める可能性があると述べている。

バンク・オブ・アメリカのアナリスト、Alkesh Shah氏とAndrew Moss氏は金曜日の発表で、「マージ後のエネルギー消費の大幅な削減により、これまでProof of WorkPoW)合意メカニズムを活用したブロックチェーン上で動くトークンの購入を禁止されていた一部の機関投資家が、このトークンを購入する可能性がある。」と、指摘した。

また、イーサリアムをステークし、「ブラックボックスの融資/借入アプリケーション」ではなく、「バリデーターとしてより質の高い利回り(信用リスクと流動性リスクが低い)」を生み出すことが、機関投資家の採用を促進する可能性もあると付け加えている。

つまり、機関投資家はリスクの高いDeFiアプリでイーサリアムベースの資産を貸し借りすることでリターンを求めるよりも、利回りを得るためにイーサリアムのステーキングに参加する可能性がはるかに高いということだ。

PoSへの移行によって環境にやさしいブロックチェーンに

イーサリアムのProof of stakeへのアップグレードによって、エネルギー使用量で批判されることの多いビットコインのようなProof of Work型の仮想通貨よりも環境に優しいブロックチェーンになることが期待されている。

ビットコイン(および現時点のイーサリアム)は、ネットワークの安全性を保つためにproof-of-workマイニングを使用している。

このシステムでは、取引を処理するために、強力なコンピュータを持つ採掘者が複雑な数学的パズルを解く必要があり、多くの電力を消費することになる。

つまり、非常にエネルギー集約的なビジネスであるということだ。

しかし、今週のアップグレードによってイーサリアムはより環境に優しいものになるが、すぐに高速化したり、より安く使えるようになるわけではない

むしろ、マージ後の将来のネットワークのアップグレードによって、しばしば高騰するガス代が減少することが期待される。

バンク・オブ・アメリカはこのことを認め、これが今年の仮想通貨の価格に影響を与える可能性があると述べている。

7月中旬から8月中旬にかけてのETHの大幅な価格上昇は、イーサリアムのproof of stakePoS)への切り替えが迫っていることが理由と思われる。しかし、投資家はマージがスケーラビリティの懸念や高い取引手数料に対処できないことを理解し、将来のアップグレードに関して状況を見極める方向にシフトしているため、引き続き下落する可能性がある。」と同銀行は述べている。

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