イーサリアムのproof-of-stakeへの移行は、イーサリアムクラシックの価格にとって好材料となる可能性がある。
イーサリアムから移行するマイナーの最初の選択肢
イーサリアムクラシック(ETC)は、ETC/ETHペアが10ヶ月ぶりの高値にある現在の仮想通貨市場の反発の間、その宿敵イーサリアムのネイティブトークンETHを上回ってきた。
ETCの価格は7月22日に$27(約3,729円)まで上昇し、$13.35(約1,843円)を底に9日間で100%上昇した。
これに対し、ETHの価格は米ドルベースで64%の上昇となっている。
イーサリアムの反発は、上位仮想通貨の中で最も急激なもので、主に9月のネットワークアップグレードの可能性をめぐる高揚感によるものだ。
マージと呼ばれる待望の技術的な更新は、イーサリアムを Proof-of-work (PoW) から Proof-of-stake (PoS) に切り替えるものである。
さらに、マイナーがステーカーに置き換わる。
その結果、PoSの切り替えにより、既存のイーサリアムの採掘者はPoWチェーンへの切り替えを余儀なくされる可能性がある。
言うまでもなく、イーサリアムクラシックは2016年7月に争われたハードフォークを経てイーサリアムから分裂したレガシーチェーンであるため、ネットワーク設計や互換性の面でイーサリアムに最も近い。
そのため、投機筋はイーサリアムから移行するマイナーの最初の選択肢となることを期待しており、これがETCの最近の価格高騰の主な理由の1つであると見られている。
ETC価格のテクニカルは短期的に弱気に傾く
テクニカル面では、イーサリアムクラシックは27.35ドル(約3,777円)付近で200日指数移動平均線の圧力にさらされている。
ETC/USDは、7月19日にレジスタンス付近で強い下降をみせ、日次取引量の約1年ぶりの大幅な上昇が確認された。
さらに、この反発は27.47ドル(約3,794円)付近の0.382Fibラインを抵抗線として試した後に起こっている。
ETCは現在、相対力指数(RSI)が「買われすぎ」のため、中間バイアスが下向きに偏り、22~25ドルの価格帯の中で固まっている状態だ。
ETCは、22ドル(7月22日の価格より25%以上低い)を明確に割り込むと、19ドル(約2,624円)付近の50日EMAに向かって下落することが予想される。
逆に、25ドル(約3,453円)と200日EMAの上抜けに成功すれば、ETCの価格は30ドル(約4,143円)を超えて上昇する可能性もある。
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