ロシア中銀は、得た仮想通貨を国外で売却するという条件ならば、仮想通貨マイニングの合法化に賛成できるとの考えを明らかにした。
強硬な仮想通貨反対派だったロシア中銀だが、ウクライナ侵攻への制裁に対処するため立場を変えてきている。
ロシア中銀が仮想通貨マイニングの合法化受け入れへ
ロシア連邦中央銀行の金融技術部責任者であるキリル・プロニン氏によると、取得した仮想通貨を国外で売却する義務をマイナーが負うという条件で、ロシア中銀は仮想通貨マイニングの合法化に賛同する準備ができているという。
同行はロシアにおける仮想通貨の議論において強硬的な態度で知られており、過去には仮想通貨関連の金融サービス提供を拒否したこともある。
しかし、他の政府機関からの反対にあったことや、ウクライナ侵攻によって課された制裁に対処する必要があることなどから、最近は立場を軟化させ始めていた。
ロシア中銀のエリヴィラ・ナビウリナ総裁は先月、ロシアの金融システムに「進出する」ことがなければ、仮想通貨決済を認めることができるとの考えを明かした。
ただしナビウリナ総裁は、仮想通貨は投資家にとってあまりにも不安定でリスクが高い金融資産であるため、ロシアのプラットフォームで取引されるべきではないとの見解も示している。
仮想通貨マイニングを条件付きで認めるとしたプロニン氏も、仮想通貨に対する強硬姿勢を完全に崩したわけではない。
仮想通貨を保有する者が増えると、国内の決済で使用したいという不都合な動きが生まれかねないことから、仮想通貨をロシア国内にため込むべきではないとの主張を同氏は繰り返している。
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