ダウ平均反落、短期的な相場の過熱感が懸念材料に

21日のダウ工業株30種平均は反落。前日比6.26ドル安の3万5603.08ドルで取引を終えました。
前日取引時間の最高値を更新していたものの、この日は終始マイナス圏での推移が続きました。相場の短期的な過熱感を警戒した売りがやや優勢となったほか、恒大集団など中国不動産大手らのデフォルトも相場の懸念材料となっています。
今日のトピック
本日のトピックとしては大きく2つ
1. 米中古住宅販売戸数が年初以来の高水準に
2. 9月の米景気先行指標総合指数が発表される
1. 米中古住宅販売戸数が年初以来の高水準に
21日、全米リアルター協会(NAR)が、9月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)を発表しました。
当該発表によると、中古住宅販売戸数は年率換算で前月比7%増の629万戸となり、1月以来の高水準に達したといいます。米国内における4地域全てで増加が記録され、市場予想も上回る結果となりました。
もっとも、販売物件の供給が逼迫する中で販売価格は高止まりの傾向にあります。
販売価格の中央値は35万2,800ドルと、前年同月から13.3%の上昇。これに対し、初回購入者が占める割合は2015年7月以来の低水準に相当する28%と低迷しており、販売価格は高止まりの影響は徐々に現われています。
2. 9月の米景気先行指標総合指数が発表される
21日、米民間調査会社コンファレンス・ボードが9月期の米景気先行指標総合指数(2016年=100)を発表。前月比0.2%上昇に相当する「117.5」となりました。
前月は0.8%上昇が記録されたことから、その伸びは鈍化し経済成長の軌道が緩やかになったことが示唆されます。
なお、指数の伸びが縮小した点について、同社は「新型コロナウイルスのデルタ型の拡大」や「サプライチェーンの混乱」、「インフレへの懸念」などを挙げています。

